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2024年11月14日 (木)

Quincy Jonesの業績をA&M時代のベスト盤で振り返る。

_20241112_0001 "Greatest Hits" Quincy Jones (A&M)

Quincy Jonesがリーダーとしてリリースしたアルバムで,最もヒットしたのはA&Mレーベル時代だったろうと思う。リーダーとしての彼の業績を振り返るなら,4枚組ボックス・セットのDisc 4の方がその後のアルバムも含んでいるので,本来ならそっちを聞いてもよかったのだが,私としてはこちらの方が馴染み深いということもあってのチョイスとなった。

A&Mにはベスト盤を除いて"Walking in Space"から"The Dude(「愛のコリーダ」)"まで10枚のリーダー作があって,それらのアルバムから満遍なく選曲したのがこのベスト盤である。これが日本編集なら"Ironside"が絶対入っていただろうと思わせるが,その辺に彼我の嗜好もしくは指向の違いがあるように感じられて面白い。

Quincy Jonesはジャズ・ミュージシャンとしてキャリアをスタートしているから,ジャズのイメージが強いかもしれないが,このアルバムを聴いていると,早い時期から様々な音楽の要素を取り入れていて,元祖フュージョンみたいなところを強く感じた。そしてQuincy Jonesのアルバムの特徴としてはヴォーカリストの上手い使い方があると思える。インストに留まらないヴォーカルの付加は,確実に音楽の幅を広げたと思えるし,それがこの人のプロデュースの優れたところであった。Leon WareとかBenard Ighnerなんかを使ってしまうセンスそのものが,Quincy Jonesを偉人たらしめた要因だと思ってしまった。

そして後期のアルバムにおけるJames Ingramの登用によって,ポップ・センスは更に上がって,これは売れるよなぁと感心してしまうのであった。最後を飾る"Just Once"はやはり名曲中の名曲である。

このベスト盤を聞いていると,あれがない,これがないと言いたくなる部分もあるが,それでも十分楽しめるベスト盤であり,A&M時代の業績を振り返るには丁度よかった。面白かったのは初期から中期のアルバムにはRay Brownが共同プロデューサーとしてクレジットされていることであった。本作の冒頭の"Killer Joe"でも野太いベースを聞かせるRay Brownだが,Quincy Jonesとのつながりは相当深かったということを今更知った私である。

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