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2024年9月 8日 (日)

追悼,Sergio Mendes。

Sergio-mendes

Sergio Mendesが亡くなった。オーセンティックなブラジル音楽と言うよりも,よりポピュラーなかたちでブラジル音楽を世に広めたという意味で大きな足跡を残したと言っていい人であった。Sergio Mendes版の"Mas Que Nada"(曲を書いたのはJorge Benだ)は誰もが知っているだろうし,その音楽はレコードやCDでなくても,様々なメディアを通して聞く機会が多かったはずだ。

Sergio-mendes-timeless過去の演奏に加えて,私が驚いたのは2006年に出た"Timeless"であった。will i amをプロデューサーに迎え,ヒップホップ系も含めて,多彩なゲストを迎えて制作され,ブラジル音楽を現代風に再構築したこのアルバムの面白さ,あるいは進取の精神を失わないSergio Mendesに驚かされたのも懐かしい。そして,ここに収められたJohn Legendが歌った"Please Baby Don't"は,私がJohn Legendに痺れるきっかけとなったと言っても過言ではないのだ。そうした意味でも意義深い作品であった。

昨今,彼の音楽をフォローしていなかった私ではあるが,いずれにしても,さまざまな意味でブラジル音楽,ポピュラー音楽への貢献度の大きい人であったと思う。

R.I.P.

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コメント

セルジオ・メンデスの訃報を3日前に新聞で知り、この方の音楽は聴くことはなかったにも関わらず深く脳裏に刻まれているビッグネームです。1969年末期に洋楽に触れ始め、当時の音楽雑誌にはこの方の名前を見る機会が非常に多かったからかもしれません。

ローリングウエストさん,おはようございます。

>セルジオ・メンデスの訃報を3日前に新聞で知り、この方の音楽は聴くことはなかったにも関わらず深く脳裏に刻まれているビッグネームです。1969年末期に洋楽に触れ始め、当時の音楽雑誌にはこの方の名前を見る機会が非常に多かったからかもしれません。

主体的に聞かなくても,時代的には必ず耳にはしていると思います。かく言う私もそうでした。何だかんだでFMとかでプレイバックされることも多かったと思いますし,CM等でも使い勝手がよさそうなポップさがありました。

リアルタイムに聴いてきたファンとしては、やっぱり哀しい報道でした。
特に、日本では洋楽は1950年代はラテン系のペレス・プラードに圧倒され、そして一般的に日本では映画音楽でしたが、その後、エルビス・プレスリーが出現、ビートルズと若者は別の世界を知ったわけですね。
しかし、私はビートルスはイマイチだったんですが、このやはりラテン系のセルジオメンデスとブラジル66にはぞっこん惚れました。ラニ・ホールにも惚れ込みました。今も当時のLPがスクラッチ・ノイズがたっぷりありますが、聴けます(笑)。
ただし何時も言うのですが、ビートルズの曲をセルメンに演じさせると良い曲なんですねぇ…「フール・オン・ザ・ヒル」なんかその代表ですした。

photofloyd(風呂井戸)さん,おはようございます。返信が遅くなり申し訳ありません。

>リアルタイムに聴いてきたファンとしては、やっぱり哀しい報道でした。

確かにそうですよねぇ。私はリアルタイムで自発的に聞いた訳ではなくても,勝手に触れていました。

>特に、日本では洋楽は1950年代はラテン系のペレス・プラードに圧倒され、そして一般的に日本では映画音楽でしたが、その後、エルビス・プレスリーが出現、ビートルズと若者は別の世界を知ったわけですね。このやはりラテン系のセルジオメンデスとブラジル66にはぞっこん惚れました。ラニ・ホールにも惚れ込みました。今も当時のLPがスクラッチ・ノイズがたっぷりありますが、聴けます(笑)。

なるほど。深夜放送を聞いていた頃はPerez Pradoはまだ結構掛かっていたかもしれせん。

>ビートルズの曲をセルメンに演じさせると良い曲なんですねぇ…「フール・オン・ザ・ヒル」なんかその代表ですした。

私はBeatles解散をぎりぎり認識しているぐらいの年代なので,全て後追いですが,"Fool on the Hill"のお話などはBeatlesの曲の普遍性という気もしますね。

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