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2024年9月 5日 (木)

暇つぶしにもならない愚作だった「オフサイド7」。

Escape-to-athena 「オフサイド7("Escape to Athena")」(’79,英)

監督:George P. Cosmatos

出演:Roger Moore, Telly Savalas, Eliott Gould, David Niven, Stefanie Powers, Claudia Cardinale, Richard Roundtree

先日の台風接近時に暇つぶしにAmazon Primeで見た2本目がこれだったのだが,これぞ駄作中の駄作,愚作中の愚作とでも言うべき最悪の映画であった。そこそこの役者を揃えていながら,ストーリーがあまりにも無茶苦茶で,最後まで見たものの,暇つぶしにもならんわと毒づきたくなる映画であった。

そもそもRoger Mooreがドイツ将校を演じるところに無理があるし,何で寝返るのかもさっぱりわからん。キャスティングのトップはRoger Mooreでも,本当の主役はTelly Savalasだろうと言いたくなる。また,Stefanie Powersのように全く魅力のない女優よりも,Claudia Cardinaleのクレジットが後ってどういうこと?と思うし,そのClaudia Cardinaleもストーリー上の添え物の域を出ていないことも最悪と言ってよい。

役者の活かし方もわかっていないし,アクション映画なのか,コメディなのかも曖昧なストーリーにも辟易としてしまったが,劇場でこんな映画を見ていたら,途中で席を立ちたくなったに違いない大駄作。Amazon Primeで見ていても,段々腹が立ってきたという映画であり,監督のGeorge P. Cosmatosが二流,三流であることが実証されたようなものだ。こんな映画は無星で十分だ。007シリーズでも私はRoger Moore版はあまり好かんが,007シリーズ以外でもまともな映画に出ていないことが,Roger Mooreの役者としての限界とも思えた真の駄作。

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