Depeche Modeの2ndアルバム:何とも懐かしい。
"A Broken Frame" Depeche Mode (Mute)
確か私が初めてDepeche Modeの音楽に触れたのがこのアルバムだったはずである。このブログの読者の皆さんには,私がロックに関しては相当なアメリカ指向が強いことはバレバレだと思うが,それでもブリティッシュもそこそこは聞いている。但し,パンクはほとんど無視である(きっぱり)。
このアルバムもそうだが,Depeche Modeの音楽のイメージはウェットな感覚があって,抜けのよいアメリカン・ロックとはかなり雰囲気が異なるにもかかわらず,結構このアルバムは初めて聞いた時から気に入っていたと思う。基本的にウェットな雰囲気が強い中で,5曲目の"See You"や7曲目の"The Meaning of Love",更には8曲目の"Photograph of You"のようなポップさを感じさせる曲もあり,いい感じのバランスだと思って聞いていればいいかもしれない。まぁ彼らは結構熱烈なYMOのファンだったって話もあるから,これらの曲にはYMOの影響もありかもしれない。ある意味バラエティに富んでいるって感じもするが,それもまたよしってことで星★★★★。
このアルバムが出たのは1982年だったが,Depeche Modeは現在も現役,しかも英国ではチャートの上位に入る人気バンドであり続けているというのも凄いことだが,まぁ普遍的な魅力を持つ曲を書いているってことかもしれない。
Personnel: Depeche Mode<Dave Gahan, Martin Gore, Andrew Fletcher>
本作へのリンクはこちら。
« 改めてAlain Delonを偲んで録りだめしたビデオで見た「太陽がいっぱい」。 | トップページ | Dire Straitsの最終作となったライブ・アルバム。 »
「ロック」カテゴリの記事
- Beatlesは好きだが,何でもOKとはならないというのが初期のアルバムでははっきりしてしまう。それでも温故知新だが。(2025.04.16)
- "Blues Breakers with Eric Clapton":この段階でEric Clapton既に恐るべし。(2025.04.11)
- Deacon Blueの新譜が出た!(2025.04.08)
- Stingとオーケストラの共演盤を久しぶりに聞いた。(2025.03.28)
« 改めてAlain Delonを偲んで録りだめしたビデオで見た「太陽がいっぱい」。 | トップページ | Dire Straitsの最終作となったライブ・アルバム。 »
コメント