ストリーミングで聞いたPaul Desmondの"Bridge over Troubled Water"。
"Bridge over Troubled Water" Paul Desmond(CTI)
私はかなりのPaul Desmond好きである。しかし,かなり偏っている(笑)。私が好きなのは"First Place Again"とRCAにおけるJim Hall入りクァルテット,そしてEd Bickertとの共演盤と決まっている。Dave Brubeckはどうした?と聞かれそうだが,Columbiaのスタジオ・レコーディングBoxは保有しているものの,あまり積極的に聞きたいというものではなく,それでPaul Desmond好きと言えるのか?と突っ込みが入るかもしれない。それはPaul Desmondのせいではなく,私がDave Brubeckを苦手としていることによるものなので仕方ないと開き直る。CTIでのリーダー・アルバムも"Pure Desmond"と"From the Hot Afternoon"を保有しているだけであり,本作もほぼ初めて聞いたようなものだ。
なんでこのアルバムをストリーミングで聞くになったかと言えば,Mosaicから出た75年のトロントでのライブ集成ボックス(最高だ!)を聞いていて,やっぱりPaul Desmondってええわぁと思ったのが契機だが,本作は予想通りのイージー・リスニング路線。それも全曲Simon & Garfunkelのレパートリーであり,しかも有名曲ばかりだ。そういう企画盤ゆえ,私の好むPaul Desmondのアルバムとは趣が異なるが,イージー・リスニングだと思えば腹も立たない。Paul DesmondはどうやってもPaul Desmondだと思わせるアルバムであった。Herbie Hancockもなかなかのソロを聞かせているが,だからと言ってこれを購入するかと言えばそこまでは行かない。気楽に聞けることもあり,私としてはあくまでもストリーミングで聞いていればいいやってレベルのものだ。Paul Desmondゆえに半星オマケの星★★★☆。
尚,アコースティック・ベースはRon Carterが弾いているが,Herbie HancockもRon CarterもMiles Davisとちょっと前までやっていたとは思えないような「お仕事」ぶりで笑ってしまう。私は増幅した音の気持ち悪さゆえ,筋金入りのRon Carter嫌いだが,このアルバムぐらいの音だったらそこまで嫌いにならなかっただろうにねぇ...。
Recorded in 1969
Personnel: Paul Desmond(as), Herbie Hancock(el-p), Ron Carter(b), Jerry Jemmott(b), Airto Moreira(ds), Bill Lavorgna(ds), João Palma(ds), Gene Bertoncini(g), Sam Brown(g), Don Sebesky(arr)
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