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2024年7月12日 (金)

ECMの旧作の入手は必ずしも簡単ではなくなる中で,"EOS"を入手。

_20240710_0001 "EOS" Terje Rypdal and David Darling (ECM)

私はそこそこのECMレーベル好きであるが,買い損なった作品も多々ある。昨今はECMのアルバムもストリーミングで聞けてしまうのだから,敢えて現物を買わなくてもいいではないかと言われればその通りである。それでもどうしてもフィジカルな媒体で保有しておきたいと思ってしまうものもまだまだあるのも事実で,そういうアルバムは見つけたらちょこちょこと買い揃えているという感じだ。このアルバムも長年欲しいと思いつつ,手頃な価格とは言えない値付けがされていて,全然入手できていなかったのだが,今回,まぁ許せるという価格で中古が出たので購入したもの。

早いものでDavid Darlingが亡くなって,もはや3年半以上の月日が経過したが,ある意味でECMを象徴するプレイヤーの一人だったと思う。片やこれまたECMを代表するギタリストの一人であるTerje Rypdalとのデュオ作とあっては,ECM好きにはやはり気になるアルバムである。まぁ,この二人の共演はKetil Bjørnstadの"The Sea"と"The Sea II"でも聞けるが,デュオというのが重要なのだ。

冒頭の"Laser"はTerje Rypdalのロック・タッチのソロ・ギターが炸裂していて,一体どうなってしまうのかと感じて,一瞬ビビる。しかし,2曲目のタイトル・トラック以降は,この二人ならこういう音だろうというサウンドに変化して納得してしまう。だからこそ"Laser"はアルバムでは浮いているのだが,ある意味,冒頭はリスナーに衝撃を与えようという演出だとも考えらえる。それをどう感じるかはリスナー次第だろうが,私にとってはやはり浮き過ぎ。

まぁDavid Darlingがソロで演じる"Light Years"や,二人のデュオ曲はもはやアンビエントと言ってもよいような響きとも言えるが,これもECMだよねぇと思っていた私であった。星★★★★。

結局,本作では私はDavid Darlingが聞きたかったのかもしれないと聞き終えて思ったが,さて購入するほどだったかと言えばストリーミングでもよかったかもなぁ...。面白かったからまぁいいや(笑)。

Recorded in May 1983

Personnel: Terje Rypdal(g, synth), David Darling(cello, el-cello)

本作へのリンクはこちら

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