これぞ名画:Amazon Primeで「12人の怒れる男」をオリジナル言語で初めて観た。
「12人の怒れる男("12 Angry Men")」(’57,米,UA)
監督:Sidney Lumet
出演:Henry Fonda, Lee J. Cobb, Martin Balsam, John Fieldler, E.G. Marshall, Jack Klugman, Ed Begley
この映画を見るのは何十年ぶりになるだろうか。名画の誉れ高い映画を私はこれまでTV放映で見たことがあるだけだったが,Amazon Primeで本作が見られるようになったので,GW中に初めて原語/日本語字幕で鑑賞したのだが,やはりこれは掛け値なしの名画であった。
ストーリーは往年の映画ファンにはお馴染みと思うが,12人の陪審員が第一級殺人事件の評決を下すプロセスを描いているが,舞台劇と言ってもよい展開,そして名優揃い(全員渋過ぎである)の演技合戦の中で繰り広げられる感情(偏見)対論理の対決は,まさに正しいデモクラシーとはいかなるものかということを強く感じさせてくれた。分断が進む米国民は今一度この映画を見直すべきではないかとさえ感じさせる作品。本作に根付いたヒューマニズムこそ,現代の人々に求められるものではないのかとも感じてしまった高齢者の私である。
主演のHerny Fondaはプロデュースも兼ねて,この映画を主導しており,この映画の根底を支えたのは明Henry Fondaその人だったと思うが,緊張感に溢れた素晴らしい群像劇を作り上げたものだと言いたい。星★★★★★以外はあり得ない傑作であった。改めて感動した!
本作を後にWilliam FriedkinがTV映画としてリメイクすることになるが,本作を前にすれば度胸あったねぇと言いたくなる(笑)。
本作のBlu-rayへのリンクはこちら。
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