2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

« 音だけでも十分カッコいい"Stop Making Sense"。 | トップページ | よくできた味わい深い映画だった「碁盤斬り」。 »

2024年6月 1日 (土)

オペラ聞きではないので,Tennstedtのワーグナー序曲/前奏曲集でお茶を濁す(笑)。

Tennstedt-wagner "Wagner: Overtures" Klaus Tennstedt / Berlin Philharmoniker(EMI)

そこそこクラシックを聞く私でも,オペラは敷居が高いと言うか,CDでも聞き通すのに時間が掛かるのが難点だ。なので,全曲を聞き通そうと思うと相当の覚悟と気合い(笑)が必要ってことになる。特に家人がいるところでは実質的に無理ということになるので,大体が序曲集を聞いてお茶を濁すというパターンだ。それでもって,今回はワーグナーの有名序曲/前奏曲集である。

現在,このアルバムはTennstedtの"The Great EMI Recordings"ボックスの1枚として保有している訳だが,以前は単体でも保有していたことがある。そもそもワーグナーのオペラも聞き通すことは滅多にない。NYCに住んでいた頃はMETで「さまよえるオランダ人」と「タンホイザー」は観たことがあるが,それが私の数少ないワーグナーの生体験の全てである。

そんなワーグナーやオペラに縁遠いと言ってよい私でも,序曲集ぐらいならOKということにはなるが,まぁこれを押さえておけばと言う選曲になっているという感じだ。オーケストラのアンコール・ピースに用いられることも結構ある「ローエングリン」第3幕の前奏曲はやっぱり盛り上がるねぇと思いつつ聞いていたが,そのほかの曲もよく知られた曲ばかりなので,久々にプレイバックしながら,楽しく聞いてしまった私であった。まぁ,Klaus Tennstedtにベルリン・フィルとなれば,鉄壁確実だけに更に楽しんでしまったことは言うまでもない。実によくできたアルバムとして星★★★★★。ボックスにも入っている「指環」の管弦楽曲集も聞かないとな。そう言えば,BoulezがN響とやった「トリスタン」も全然聞けていない...。さていつ聞くか。

Recorded on December 15, 1982 and April 16-17, 1983

Personnel: Klaus Tennstedt(cond), Berlin Philharmoniker

本作へのリンクはこちら。リンク先のCDは「指環」とこの「序曲/前奏曲集」の合体盤2枚組。

と思っていたらタワレコ限定で同じく2枚組でSACD化されたものが売れているらしい(リンクはこちら)。

« 音だけでも十分カッコいい"Stop Making Sense"。 | トップページ | よくできた味わい深い映画だった「碁盤斬り」。 »

クラシック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 音だけでも十分カッコいい"Stop Making Sense"。 | トップページ | よくできた味わい深い映画だった「碁盤斬り」。 »