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2024年4月19日 (金)

豪華なフロントが揃ったFreddie Hubbardの"Keystone Bop"。

_20240418_0001 "Keystone Bop: Sunday Night" Freddie Hubbard (Prestige)

早いものでFreddie Hubbardが亡くなってもう15年以上になる。時の経過の早さを感じるようになったのは私の加齢ゆえトいうこともあろうが,それにしてもである。

これまで"Keystone Bop"と題されたアルバムは2枚に分かれてリリースされていて,Vol.2についてはこのブログにもアップしたことがある(記事はこちら)。それでもって,久しぶりにその1枚目を取り出してきたのだが,本作とVol.2の出自というのが結構ややこしい。

本作の1曲目,3曲目,4曲目はもともと"A Little Night Music"というアルバム,2曲目と5曲目,そしてVol.2の1曲目は"Keystone Bop"というアルバム,Vol.2の2曲目は未発表,そしてVol.2の3曲目,4曲目は"Freddie Hubbard Classics"というアルバムに収録されていたもの。それを録音日によって再構成したもので,本作はサブ・タイトル通り1981年11月29日の日曜日の音源を集めたもの。単に未発表音源を付加するというやり方もあろうが,こういうコンパイルの方針は歓迎すべきだと思う。

メンツを見てもらえばわかる通り,フロントはベテランのビッグ・ネームが3人,バックが当時の若手ということになるが,今やフロント3人は世を去る一方,ピアノのBilly Childsはグラミーを複数回受賞,ベースのLarry Kleinはプロデューサーとして大成功ということで,そうしたところにも時の流れを感じる。とは言え,リズム・セクションは若いなりに大いに健闘していることは間違いない。

演奏はやはりこれだけのメンツゆえの安定感たっぷりってところだが,Freddie Hubbardのラッパが突出した魅力を放っている感じがする。時にハイノートも炸裂させながら,歌心も忘れないというのはさすが。バラッドで聞かせるフリューゲル・ホーンもナイスだ。Joe Hendersonはさておき,Bobby Hutchersonのこのメンツ及びレパートリーでの親和性は微妙な気もするが,場に応じたプレイぶりってところで十分楽しめる。

ということで,久しぶりに聞いてもジャズ・ライブの楽しさや醍醐味を十分に感じさせてくれる佳作。星★★★★。尚,この2枚のもととなったアルバム3枚の写真も下に掲載しておこう。

Recorded Live at the Keystone Korner on November 29, 1981

Personnel: Freddie Hubbard(tp, fl-h), Joe Henderson(ts), Bobby Hutcherson(vib), Billy Childs(p), Larry Klein(b), Steve Houghton(ds)

本作へのリンクはこちら

Keystone-trilogy

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