SantanaとBuddy Milesのライブ盤は評価できないなぁ。
"Live!" Carlos Santana and Buddy Miles (Columbia)
私はSantanaのアルバム,特に70年代までのアルバムは結構好きだが,これは私がSantanaの最高傑作と思っている"Caravanserai"に先立ってリリースしたライブ・アルバム。だが,このアルバムにはスタジオ録音疑惑も付きまとっていて,それがオーバーダビング・レベルなのか,全面再録なのかはわからない。だが,聴衆の反応はやや不自然な部分(はっきり言ってうるさい)もあるのも事実。もし全面再録であるならば,演奏が荒っぽ過ぎるだろう。そういうこともあって,どうもこのアルバムには没入できないというのが正直なところだ。
まぁ,そうは言ってもCarlos SantanaとBuddy Milesという重量級ミュージシャンがジャムった演奏なので,エネルギーのレベルは高い。だが,結局はセッション・アルバムなので,演奏に精緻さを求めても仕方がないという気がする。この暑苦しさを楽しめるかどうかってところだろうが,そうは言ってもSantanaには"Them Changes"は合わないよなぁと思ってしまうのだ。かつ,アナログならB面を占める"Free Form Funkafide Filth"の冗長度(しかもフェード・アウトかい?)は納得がいかん。
ということで,これを聞くなら,ほかに聞くべきSantanaのアルバムはいくらでもある訳で,私は保有はすれども,プレイバックの優先順位はちっとも上がらないアルバム。どんなに甘めに評価しても星★★☆で十分な駄盤。それにしてもダイアモンド・ヘッドの火口(クレーター)内でライブをやるってのも凄いことだねぇ。
Recorded Live on January 1, 1972
Personnel: Carlos Santana(g), Ron Johnson(b), Buddy Miles(ds, vo), Robert Hogins(org), Luis Gasca(tp), Victor Pantoja(conga), Coke Escovedo(timbales), Hadley Caliman(sax, fl), Gregg Errico(ds), James Mingo Luis(conga), Neal Schon(g), Michael Carabello(conga)
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