2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

« Roxy Musicの"Siren"をちゃんと聞く(笑)。 | トップページ | Amazon Primeで「相続人」を初めて見た。 »

2024年3月20日 (水)

久々に聞いたMMWの"Tonic"。こんな音楽だったかねぇ...。

_20240318_0001 "Tonic" Medeski Martin & Wood (Blue Note)

最近は活動の状況があまり聞こえてこない(知らないだけ?)のMedeski Martin & Wood(MMW)だが,このアルバムでの演奏がレコーディングされてからもはや四半世紀というのには,時の流れを感じざるをえない。

それはさておき,MMWを初めて聞いたのはJohn Scofieldの"A Go Go"においてであったと記憶するが,そもそもジャム・バンド的な音楽にはあまり興味がない私であったが,そこでのファンク風味はなかなか面白かった。その後も彼らはMSMWとしてアルバムも出しているが,私は決して熱心に聞いてきた訳ではない。その程度のリスナーである。

そんな私がこのアルバムを購入したきっかけも"A Go Go"であった訳だが,ここで聞かれる音楽は結構雰囲気が違う。それはほとんどの曲でJohn Medeskiがピアノを弾いていることもあるだろうが,ファンク・フレイヴァーよりも,よりコンベンショナルなピアノ・トリオ的アプローチのように聞こえる部分が強いからだと思える。フリー・ジャズ的なアプローチも交えた演奏は一般にMMWから受ける印象とは異なるはずだ。

だが,一般的なイメージとは違いながら,ここでの演奏はそれなりに楽しめるものとなっていると思える。結局MMWに何を求めるかによって,このアルバムへの評価も変わるだろうが,大して思い入れを持たない私のようなリスナーにとっては問題ない。むしろこういう演奏もできるということで,MMWの能力を認識できることが大げさに言えば「発見」と言ってもよいと思えた。星★★★★。

Recorded Live at Tonic on March 16–20 & 23–26, 1999

Personnel: John Medeski(p, melodica), Billy Martin(ds, perc, mbira), Chris Wood(b)

本作へのリンクはこちら

« Roxy Musicの"Siren"をちゃんと聞く(笑)。 | トップページ | Amazon Primeで「相続人」を初めて見た。 »

ジャズ(2024年の記事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« Roxy Musicの"Siren"をちゃんと聞く(笑)。 | トップページ | Amazon Primeで「相続人」を初めて見た。 »