待望のBrittany Howardの2ndアルバム。これまた強烈なロックとソウルのフュージョン。
"What Now" Brittany Howard (Island)
久しぶりの新譜である。ここのところ,新譜の購入ペースは落ちるとともに,デリバリーが遅いものもあって,今年に入ってこれが2枚目の新譜記事というのも何だかなぁというところだが,まぁよかろう。
今回のお題はBrittany Howardである。2019年にリリースされた1stソロ"Jamie"から約4年半を経て,待望の2ndアルバムがこれだが,これに先立ってRecord Store DayにリリースされたライブEPは既に取り上げた(記事はこちら)。そこにもこのアルバムへの期待値を書いているが,今回も期待を裏切られることはなかった。
今回も響きこそローファイだが,音圧がかなり高くて,通常の私が聞いているボリュームだとびっくりしてしまうぐらいのレベルなのだ。これはおそらく意図的なものと思うが,これまでのBrittany Howardのアルバムも,音圧はさておきサウンドはかなりローファイな感覚が強かった。おそらく本人にとってのフィット感というのもあると思う。
そして,出てくる音楽は"Jamie"でも感じたように,ひと世代上のMeshell Ndegeocelloの方向性とかなり近しいものを感じる。ロックとソウルの境界線を自在に行き来する感覚と言ってもよいと思うが,本作ではソウル色がより強まったと思える。終盤の"Power to Undo"はPrinceの曲のような感覚さえ覚えさせるが,多様な音楽性を吸収し,これまた見事なアルバムに仕立てたというところだ。そしてここでのNate Smithの貢献度は極めて大きいが,彼のドラミングがこの音楽の魅力を増幅させたと言っても過言ではない。この音楽はリスナーを興奮させるに十分なものと評価したいい。星★★★★★。
それにしても,このCD,盤面のタイトル,曲名に日本語が並記されているのはどういう理由なのか...。謎だ。
Personnel: Brittany Howard(vo, g, key, synth, b, ds), Nate Smith(ds), Zac Cockrell(b), Paul Horton(key), Lloyd Buchanan(key, vo), Brad Allen Williams(g), Thomas Bloch(cristal baschet), Rod McGaha(tp)
本作へのリンクはこちら。
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