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2024年1月12日 (金)

TOTOの旧作についてはあまり記事にしていなかったということで,今日はデビュー・アルバム。

_20240110_0001 "TOTO" TOTO (Columbia)

懐かしの「宇宙の騎士」である(笑)。TOTOが本作をリリースしたのが1978年のことであった。私はFMで小林克也がやっていた番組で,"Hold the Line"が全米チャートのトップ10に入ったということでプレイバックされたのが最初のTOTO体験だったはずだ。その後幾星霜を経たが,なんだかんだ言って,私はTOTOのアルバムは結構保有しており,このブログでも何度か記事にしている。しかし,初期のアルバムについては全然書いていなかったので,今更ながら感は強いが,このデビュー・アルバムを取り上げることとしよう。

私がTOTOに抱く印象は「ソリッドなロック」だが,そうした印象はこのデビュー・アルバムから顕著だ。もともとはBoz Scaggsのバックを務めていた面々が結成したというようにも伝えられたTOTOであるが,"Silk Degrees"ではそれほどソリッド感は感じられず,"Middle Man"のサウンドの方がTOTOの印象に近いと思っている。それはTOTOというバンドにおいて,Steve Lukatherというギタリストが果たしていたサウンド的な役割が大きかったからだろう。更にJeff Porcaroのタイトなドラムス,David PaichとSteve Porcaroのカラフルなキーボードが相俟ってTOTOサウンドは形成されていた訳だ。David Hungateはどうした?って問われれば,実に手堅い(笑)。

そして,このデビュー・アルバムとなる訳だが,その後のTOTOのライブにおいても繰り返し演奏される曲が含まれていることからしても,魅力的な楽曲が結構揃っていると感じさせるが,必ずしも魅力的な曲ばかりとは言えない部分はあると思う。名曲揃いのアルバムなんてのはそう簡単には制作できないということを差し引いても,デビュー・アルバムとしてはそこそこよくできたアルバムだったと思う。星★★★★。ということで,私は彼らのColumbiaレーベル時代の音源を網羅した"All In"というボックスも保有しているので,そのうち順次記事にすることにしよう(ほんまか?)。

Personnel: Steve Lukather(g, vo), David Paich(key, vo), Steve P(g, vo), David Paich(key, vo), Steve Porcaro(key, vo), David Hungate(b), Jeff Porcaro(ds, perc), Bobby Kimball(vo) with Lenny Castro(perc), Jim Horn(winds), Chuck Findley(tp), Roger Linn(synth), Cheryl Lynn(vo), Marty Paich(arr), Sid Sharp(arr)

本作へのリンクはこちら

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ロック」カテゴリの記事

コメント

今年もよろしくお願いいたします。小生もTOTOは世界的人気になったAOR主体の80年代よりはプログレハード70年代の頃が大好きでした。1978年「ホールドザライン」)を引っ提げて鮮烈にデビュで、ラジオから流れてきた彼らのデビュー曲を初めて聴いて「実力ある新人ロックバンドが出現したぞ~!」と大いに喜んだものです。「愛する君」「ジョージー&ポージー」のヒットを聴きボズ・スキャッグスのサウンドにも似たオシャレなJAZZY曲もあるなあと・・その幅広さに感心していたのですが、それもそのはずボズスキャッグスのバックバンドだったのですから当然でした。2nd盤「ハイドラ」は「St.ジョージ&ザ・ドラゴン」から荘厳なる神話世界へと引き込まれ、静謐で美しき彼ら最大級の名曲「99」で感動しましたね~!

ローリングウエストさん,おはようございます。

>1978年「ホールドザライン」を引っ提げて鮮烈にデビューで、ラジオから流れてきた彼らのデビュー曲を初めて聴いて「実力ある新人ロックバンドが出現したぞ~!」と大いに喜んだものです。

おっしゃる通り,スタジオ・ミュージシャンとしての実力は折り紙付きでしたが,このサウンドはやはりロック好きの心を刺激しますね。

>2nd盤「ハイドラ」は「St.ジョージ&ザ・ドラゴン」から荘厳なる神話世界へと引き込まれ、静謐で美しき彼ら最大級の名曲「99」で感動しましたね~!

そのうち,2ndについても書こうと思います。但し,いつになるかはわかりませんが...(爆)。

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