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2024年1月30日 (火)

先日16年ぶりの来日を果たしたBilly Joelの"The Stranger"を改めて聞く。

Stranger "The Stranger" Billy Joel (Columbia)

私は行っていないが,先日,16年ぶりの来日公演を東京ドームで開催したBilly Joel。彼ももはや74歳というのだから,時の流れは早いと思ってしまう。実を言えば,このアルバムは既にこのブログを開設した年に取り上げていて,偶然にも約16年半ぶりに再登場となったのも何か縁と思っておこう(その古い記事はこちら)。

数々のヒット曲を持つBilly Joelだが,日本でブレイクしたのは,本作からタイトル・トラックがシングル・カットされた頃だと思っている。それ以前にも"Piano Man"や"New York State of Mind"等の名曲をものにしていたBilly Joelだが,それらも日本では後追いで認知されたというところだろう。

"The Stranger"のシングルがリリースされたのは77年もしくは78年だと記憶しているが,イントロの口笛が印象的で,確かに日本ではやりそうだと思える曲調であった。この曲は本国ではシングル・カットされていないし,私が保有するベスト盤"Piano Man: The Very Best of Billy Joel"の輸入盤にもこの曲は入っていない。そんな曲をシングル・カットして,ヒットさせたのは当時のCBSソニーの戦略的な成功だったと言ってよい。因みに現在私が保有しているのは紙ジャケCDであるが,そこに復刻された当時の帯の宣伝文句が「今アメリカで人気最高のビリー・ジョエルを知ってる?大都会ニューヨークに息づく様々の人生。独特のリリシズムとメロウな旋律が君の心にしみる!」と来たのには受ける(笑)。当時は「知ってる」と答える人の方が少なかったと想像する。

それまでも本国ではそこそこアルバムは売れていたが,トップ10入りしたのは本作が初ということで,Billy Joelの黄金期はここからだったということになるだろう。次作"52nd Street"や次々作"Glass Houses"は全米#1ヒットとなったが,当時のBilly Joelは勢いが違った。

改めてこのアルバムを聞いてみて,後にベスト・アルバムにも収録されるお馴染みの曲が入っており,いい曲書いていたよなぁって思う。中でも私にとって"Just the Way You Are"の印象が強いのはPhil Woodsのアルト・サックス・ソロがあってこそってところだが,それ以外も耳に残るメロディ・ライン満載のアルバムであった。

因みに私がBilly Joelのライブを観たのは過去に一度だけ。私のNYC在住中の,Don Henleyが主催した"Concert for Walden Woods"と題されたベネフィット・コンサートであった。一夜にBilly Joel,Sting,Don Henleyが登場するというライブが開催されたのが1991年10月。YouTubeにはその時の模様のビデオ(隠し撮り)がアップされていてびっくりしてしまったが,懐かしいので貼り付けておこう。画像も音もボロボロではあるが,まぁ雰囲気,雰囲気(笑)。因みに東京ドームのライブの模様もYouTubeにアップされているが,ちょいと見ただけとは言え,ちゃんと声が出ているのにはこれまたびっくりした。

それにしても,古い記事を眺めながら,私の文体もちっとも成長していないと思ってしまった(苦笑)。そもそもこの歳になると正調なんて期待できないか...。ということで本作へのリンクはこちら

Personnel: Billy Joel(vo, p, key), Doug Stegmeyer(b), Liberty DeVitto(ds), Richie Canara(reeds, org), Steve Khan(g), Hiram Bullock(g) with Phil Woods(as), Richard Tee(org), Hugh McCracken(g), Steve Burgh(g), Dominic Cortese(accordion), Ralph MacDonald(perc), Phoebe Snow(vo), Lani Groves(vo), Gwen Guthrie(vo), Patti Austin(vo)

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コメント

「ストレンジャー」はやはりビリー・ジョエル最大の傑作ですね!哀愁漂う印象的なセンチメンタルメロディの口笛が静かに始まり、突然衝撃的なイントロが入りアップテンポな曲が展開、都会の孤独をかっこよく歌った一度で忘れられなくなるような曲です。しっとりと歌われたビリーバラードの代表曲「素顔のままで」は、前妻エリザベスに捧げられたラヴソングで心も洗われます。小生がビリージョエルに興味を持ち始めたのは1977年、下宿のFEN ラジオから流れてきた「ムーヴィン・アウト」に出遭った時からです。サックスとコラボしたエネルギッシュな曲は実に衝撃的!印象的だったと言えばやはり中間部で発せられる「La・ca ca ca ca・・!」「ma ma ma ma・・!」の奇妙な連呼とバイクエンジン音とのフィナーレが脳裏に鋭く焼き付いていたんでしょうネ~!「イタリアンレストランで」が小生の最大お気に入り曲です。冒頭部分は醸し出しながらかにシットリ歌い上げ、初期エルトンジョン的雰囲気があります。その後突然アップテンポの明るい曲に転調、ストリングスでのクライマックスを迎え、最後は再び美しいハーモニー(ピアノソロ・ボーカル&サックス)を奏でながら余韻を残しながら静かに閉じられ、まるでビートルズを意識したような壮大に展開していく連続構成曲でした。

ローリングウエストさん,おはようございます。

>哀愁漂う印象的なセンチメンタルメロディの口笛が静かに始まり、突然衝撃的なイントロが入りアップテンポな曲が展開、都会の孤独をかっこよく歌った一度で忘れられなくなるような曲です。

そういう部分が日本のリスナーにフィットしたってことだと思っています。

>小生がビリージョエルに興味を持ち始めたのは1977年、下宿のFEN ラジオから流れてきた「ムーヴィン・アウト」に出遭った時からです。

FENというのが懐かしい響きです。往時の音楽情報の仕入れ方の一つでした。

>「イタリアンレストランで」が小生の最大お気に入り曲です。

ライブでも演奏することが多いようですね。全然覚えていませんでしたが,記事に貼り付けたMadison Square Gardenでのライブでも歌ってます。いい曲ですもんねぇ。

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