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2023年12月18日 (月)

「オッペンハイマー」をBlu-rayで観た。人間ドラマとして観るべき映画。

Oppenheimer 「オッペンハイマー("Oppenheimer")」(’23,米/英,Universal)

監督:Christopher Nolan

出演:Cillian Murphy, Emily Blunt, Robert Downey Jr., Florence Pugh, Matt Damon, Jason Clarke, Rami Malek, Kenneth Branagh

いつまでたっても日本で公開されないままになっていながら,先日24年になっての公開がようやく決まったこの映画であるが,本国ではもうソフト化されているので,しびれを切らした私は本国からリージョン・フリーのBlu-rayを入手して,本作をようやく見ることができた。

「原爆の父」と言われるJ. Robert Oppenheimerを描くというテーマがテーマだけに,その被害を被った日本での公開が躊躇されることはわからないでもない。映画内の表現にも,日本人にとってはやや微妙なところもあるのは事実だ。しかし,これは真面目に撮られた人間ドラマであって,原爆開発の背景や,Oppenheimerの考え方や苦悩,更には赤狩りの時期にOppenheimerがどのような扱いを受けたかを知ることは,決して我々にとっても無駄なことではないと思える。

約3時間の長尺ではありながら,だれることなくストーリーが展開されているが,Christopher Nolanらしいアクションや派手な視覚効果を期待すると多少肩透かしを食らう可能性もある。だが,上述の通り,この映画はあくまでも人間ドラマなのであって,アクションや視覚効果を求めることは適切なこととは思えない。

それよりもむしろ,適材適所に配されたキャスティングを見ているだけでも凄いと思ってしまったのだ。「アベンジャーズ」とは全く違うキャラを演じるRobert Downey Jr.や,私が鈍いだけだが,最後まで誰が演じているか気づかなかったMatt Damon,そしてなんでここにRami Malekが?と思わせつつ,ちゃんと落とし前をつけるところにも感心してしまった。

これらの意味を含めてこの映画は星★★★★★に値するのだが,ケチをつけたのはあの「バーベンハイマー」のバカげたプロモーションだったと思わざるをえない。ああいうことをするから,日本での公開がこれほど遅れることに少なからず影響したであろうことは,この映画の真面目さを考えれば本当に無駄なことをしたものだと声を大にして言いたい。

尚,私が今回入手したBlu-rayには英語音声及び字幕しかないので念のため。本編終了後に著作権関連の表示が各国語で延々5分ぐらい続くのには笑ってしまったが。

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コメント

ノーランの最高さくとも言いたくなる本作、
私もベスト3に確実に入る作品です!

onscreenさん,おはようございます。

>ノーランの最高さくとも言いたくなる本作、
>私もベスト3に確実に入る作品です!

実によくできた作品だったと思いますし,非常に真面目に撮られていて,私も感服致しました。

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