血迷ったか?中年音楽狂!(笑)。
"Bruckner Complete Symphonies, Wagner Orchestral Music" Andris Nelsons / Gewandhausorchester (Deutsche Grammophon)
主題を見たら何のこっちゃ?と思われても仕方がない。先日,Thielemannがウィーン・フィルを振ったブルックナーの交響曲全集を購入して,私の音楽嗜好を知る友人たちを驚かせたのだが,何を血迷ったか,今度はAndris Nelsonsがゲヴァントハウスを振ったブルックナーの全集を購入である。今までTennstedtが振った4番,8番を除いてブルックナーとはほぼ縁のない生活を送ってきた私が,完全にとち狂ったと言ってもよいかもしれない。
まぁ,これはブルックナー好きの私の友人からの推薦もあったが,何よりも値段が安かった。私が購入したサイトでは10枚組で7,000円しないという驚愕のナイス・プライスだったのだ。Thielmannも決して高くなかったが,それに輪を掛けて安いとあっては,大人買いOKである(笑)。ついでに言えば,この全集,ブルックナーだけでなく,10枚全部ではないが,ワーグナーの序曲がカップリングされているのだが,ワーグナーとブルックナーの関係性を考えれば,これはナイスな企画だと言ってもよいのだ。
ということで,いつ聞くの?と言われれば,ゆっくり時間を掛けてとしか言えないが,まずは「0番」を聞いて,へぇ~,なかなかいいねぇと思っていた私であった。どこまで深みにはまっていくかはわからないが,ブルックナーのボックスを買ってから,部屋でオーケストラ音楽を再生する機会が増えたことは間違いない。そういう効果もブルックナーにはあったかもなと感じる中年音楽狂である。さて,頑張って聞かねば。
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