驚きのCorinne Bailey Raeの7年ぶりの新作。
"Black Rainbow" Corinne Bailey Rae (Thirty Tigers)
主題に書いた「驚きの」というのは決して大げさではない。本作に収められた"Erasure"ようなパンク的にさえ響く曲を聞いて,これまでのCorinne Bailey Raeのイメージからの大きな変化を聞けば,一体彼女に何があったのかと思いたくなっても仕方がない。この変化を受け入れられるか否かによって,このアルバムの評価は変わるだろう。ジャケからしてこれまでと雰囲気違うしなぁ。
しかし,元々,Corinne Bailey Raeはガールズ・バンドでパンクをやっていたこともあるとの話もあって,これまでの活動の方がそこから乖離していたものだったと言えなくもない。だが,原点回帰というよりも,このアルバムはシカゴにあるStony Island Arts Bankのオブジェやアート作品にインスパイアを受けたというものらしい。ここまで変わるということは強烈なインスピレーションを与えたということだよなぁなんて思ってしまう。
そして"New York Transit Queen"のなんだかチア・リーディングのための曲のように響く曲が異色。聞いていてTony Basilの"Micky"を思い出してしまった。やっぱりこれには面食らうってところだろうが,以前の彼女の音楽にあったソフトさが減少しているのは明らかだ。私のようなリスナーにとってはこの変化にはやはり戸惑ったというところ。音楽的にはよくできているとは思うが,これは私がCorinne Bailey Raeに求める音ではないなぁ。星★★★☆ぐらいってところか。
尚,彼女のアルバムのクレジットは文字が小さ過ぎて老眼には解読不能なので,Personnelは省略。因みに本人はギターやキーボードも演奏している。
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