本日はMike Sternのブートレッグの話。
"Standard Live 1991" Mike Stern (Bootleg)
またもブートレッグである。ブートレッグについては本来はあまり記事にすべきではないと思いつつ,昨今,ストリーミングでいろいろな音源が聞けるようになる中で,ブート音源は必ずしもその限りではない。そうは言っても,ブートまがいの音源も配信されているのも事実だが,結局はついつい聞いてみたいと思う欲望を抑制できないのだ。それでもって,某ショップでは2枚ブートを注文すると,特典盤が1枚付いてくるというサービスをしてくれるのだが,今回,ゲットしたのがこのMike Sternの91年の音源である。なぜこのブートを選んだかと言えば,その演奏曲目にあった。タイトルに"Standard"とあるように,ここでやっているのが"On Green Dolphin Street", "Airegin", "In a Sentimental Mood", そして"Sonnymoon for Two"なのだ。これは気になる。
ショップの情報によると,イタリアは、レッジョ・ネレミリアのアリオスト劇場での音源とあるが,ジャケの裏にはモントルーのライブと書いてあって,どっちが正解なのかはわからない。ブートレッグらしい適当さである(爆)。しかし,マイキー以下,Lincoln GoinesとBen Perowskyのトリオが出演するヴェニューとしてはこのアリオスト劇場(劇場の写真は→)は立派過ぎるような気がするのも事実だが,このメンツでモントルーもないだろうって気もするが,まぁよかろう。
惜しくも閉店してしまったNYCの55 Barでマイキーのライブを見た時,冒頭の手慣らしみたいに"On Green Dolphin Street"を演奏しているのを聞いたことがあるが,マイキーはスタンダードをやる時は,お馴染みのオーバードライブ踏み込みは抑制し,コーラスを効かせた音色で演奏をする感じだが,ここでもそういうパターンを踏襲した演奏となっている。それでも"Airegin"や"Sonnymoon for Two"ではやっぱりオーバードライブをブチかましている(特に後者が激しい)が...。踏まずにいられないんだろうねぇ(笑)。まぁ,ファンとしてはこれがないとやっぱりね...というところなのだが。
そもそもマイキーは"Standards (and Other Songs)"というアルバムをリリースしているし,それにはるかに先立ってリリースされたSteve Slagleの"High Standards"においても,スタンダードをちゃんと弾けることは実証されていた。そして,そもそもマイキーの相当のファンと言ってよい私にとっては,こういう音源はなかなかないので,実に魅力的に響くのだ。それが60分以上に渡って聞けるのだから,これは実に嬉しい特典であった。また,Licoln Goinesのベースにもかなりのソロ・スペースが与えられていて,ここまで彼のベース・ソロが聞ける演奏は珍しいと言えるだろう。
尚,ここに入っているMike SternのMCの声は,最近の声(あるいは喋りっぷり)とだいぶ違う印象を与えるのも面白かった。
ということで,このブートを契機として久しぶりに"Standards (and Other Songs)"を聞いてみることにしよう(笑)。
Recorded Live at Teatro Ariosto, Reggio nell'Emilia in 1991(あくまでもショップ情報で,実際のところは不明)
Personnel: Mike Stern(g), Lincoln Goines(b), Ben Perowsky(ds)






























































































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