Brown~Roach Quintet:今更ながらのジャズの王道。
"Clifford Brown And Max Roach" (Emarcy)
長年このブログを運営していても,振り返ってみれば,Clifford Brownのアルバムを取り上げたのはなんと"Study in Brown"だけである。そもそもアルバムもそんなに買っている訳ではないのだが,本作も私の父の遺品である。
そんなアルバムを久しぶりに取り出して聞いたのだが,主題の通り,まさにジャズの王道と言いたくなるような演奏の数々である。彼らのライブ盤"In Concert"と,"Jordu"や"Parisian Thoroughfare"が被ることもあって,印象はかなり近いが,ジャズのいいところが強く感じられる演奏で,思わず嬉しくなってしまった。アドリブの素晴らしさもあって,Clifford Brownというトランペッターの魅力,更にはMax Roachのドラミングの凄みを再確認してしまった。星★★★★★。
いずれにしても,こういう往年の名演奏も,たまにはちゃんと聞かないといかんなぁと改めて思った私である。
Recorded on August 2, 3 & 6, 1954 and on February 24 & 25, 1955
Personnel: Clifford Brown(tp), Harold Land(ts), Richie Powell(p), George Morrow(b), Max Roach(ds)
#CliffordBrown #MaxRoach
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