今年もこの日がやってきた。
本日,7月17日は私が齢をまた一つ重ねる日であり,John Coltraneの命日でもある。このブログにおいては例年,John Coltraneについて書くというのが恒例となってきた。今年はEric DolphyとのVillage Gateにおける共演の未発表音源がリリースされるという大きなニュースがあったが,残念ながらまだ現物が私の手許には届いていない。Apple Music等では全曲が聞ける状態になっているが,それはまた改めてとすることにしよう。
そんなこともあって,私が聞いていたのが,"A Love Supreme"のデラックス・エディションに収められていたライブ音源。このアンティーブにおけるライブ音源そのものは以前からよく知られていたものなので,目新しさというものではないが,正規盤としてリリースされたことに意義があるというものだ。オリジナル「至上の愛」よりも演奏時間は長くなり,やはりこれは貴重な音源であったと思ってしまう。
元々は放送音源なので,音自体にも問題なかったし,往時のブートレッグとしては価値のあるものであった。改めてこういう音源を聞いて,John Coltraneの偉大さを感じるとともに,さっさとVillage Gateの音源を現物で聴きたいと思ってしまった私である。早く来ないかな(笑)。
Recorded Live in July 1965
Personnel: John Coltrane(ts), McCoy Tyner(p), Jimmy Garrison(b), Elvin Jones(ds)
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