GW中にストリーミングで見た映画:4本目は「ユージュアル・サスペクツ」。これが最高に面白かった。
「ユージュアル・サスペクツ("The Usual Suspects")」(’95,米/独,MGM/Paramount)
監督:Bryan Singer
出演:Gabriel Byrne, Stephen Baldwin, Kevin Pollack, Benicio Del Toro, Kevin Spacy, Chazz Palminteri
以前,Amazon Primeで見ようと思っていたら,見放題が終了してしまい,そのままになっていたこの映画が,Netflixで見られるようになったので,GWのストリーミングの4本目に選んだ。これがまさに傑作と言わざるをえない出来で,最高に面白かったと言い切ってしまおう。
常々,私はシナリオがよく書けている映画は面白いとこのブログにも書いてきたが,この映画などはその最たる事例の一つと言いたくなる。伏線を張りまくって,冒頭のシーンからよくよく考えていくと,なるほどというオチがつく展開は,実に見事としか言いようがない。オスカーでオリジナル脚本賞に輝いたのは当然だ。
この映画は,決して難解ではないのだが,一度見たらもう一度観たくなるという物語となっていて,まさにこれはストーリーテリングの妙と言ってよい逸品。星★★★★★。役者は地味と言えば地味だが,こういう映画には適切なキャスティングだろう。Benicio Del Toroがまだまだ若いねぇと,ついつい思ってしまった私であった。
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