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2023年5月18日 (木)

Jack Wilkinsを偲んで,今日はNancy Harrowとのデュエット作を聴く。

Nancy-harrow-and-jack-wilkins "Two’s Company" Nancy Harrow with Jack Wilkins (Inner City)

先日惜しくも世を去ったJack Wilkinsを偲んで,今日取り出したのがこのアルバム。私が保有しているのはアナログLPだが,後年リリースされたCDには7曲のボーナス・トラックが収められているようだ。そこでのJack Wilkinsのギターは気になるが,私はこのレコードで十分だと思っている。

そもそも私はジャズ・ヴォーカルを大して聞かない上に,このNancy Harrowという歌手の声があまり好みではなく,あくまでもこのレコードはJack Wilkinsのギターを聞くために存在していると言ってもよい。そして,ここでの選曲がなかなか面白い。古いスタンダードに混じって,Micheal Jackson,Bob Marley,更にはTom Jans(!)なんかの曲を歌っているのだ。そうは言っても,やはりJack Wilkinsである。

例えばA面冒頭の"Just One of Those Things"のバックにおけるJack Wilkinsのギターのスリリングな響きは,Nancy Harrowの声にピンと来ない私でもぞくぞくするようなものだし,全編に渡って,実に見事なバックアップを聞かせる。やはり何をやってもうまい人だったのだ。つくづく惜しい人を亡くしたと思わされたアルバムであった。

改めてR.I.P.

Recorded on May 8, 19, June 1 and 5, 1984

Personnel: Nancy Harrow(vo),  Jack Wilkins(g), May Jean Batten(vo), Francesca Beghe(vo)

 

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