追悼,Wayne Shorter。

Wayne Shorterが亡くなった。演奏活動からは引退状態であったが,この訃報はショックが大きい。私にとっては,ジャズ界においてはBurt Bacharach並みの衝撃である。思えば,Jazz Messengers, Miles Davis, Weather Report,V.S.O.P.,そして自己のクァルテット等のリーダーとしての活躍等,常にジャズ界のトップに君臨してきたと言ってよい輝かしいキャリアであった。
私が初めてWayne Shorterの音楽に接したのは"Super Nova"だったので,ジャズを聞き始めの高校生の最初のハードルとしては高かったが,今やその"Super Nova"を愛してやまないというかたちで,ジャズ聴きとしての私の人生,あるいは成長の支えとなってきたミュージシャンの一人がWayne Shorterであったことは間違いない。1960年代以降のジャズ界を長年に渡ってリードしてきたと言ってよいWayne Shorter。そして,私にとってはJoni Mitchellとのコラボレーションも忘れがたいし,Steely Danの"Aja"で一瞬で場をかっさらったテナーも強烈だった。その影響力はジャズに留まらなかったが,2014年のオーチャード・ホールにおけるクァルテットでのライブを観られたのは幸いだったということにしたい。
こうしてジャズ界,音楽界からまた一人巨人が去った。寂しいことではあるが,これが残酷な時の流れである。
R.I.P.
« 更にBurt Bacharachを偲んで,今度はMcCoy Tynerを。 | トップページ | Wayne Shorterを偲んで,"Heavy Weather"を聞く。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 追悼,Richie Beirach。(2026.01.29)
- 追悼,Ralph Towner。(2026.01.20)
- あけましておめでとうございます。(2026.01.01)
- 皆さん,よいお年をお迎え下さい。(2025.12.31)
- 追悼,Steve Cropper,Phil Upchurch。(2025.12.09)
「ジャズ(2023年の記事)」カテゴリの記事
- 2023年の回顧:音楽編(その2:ジャズ)(2023.12.30)
- Chico Freemanの"Kings of Mali"のアナログをゲットした。(2023.12.26)
- 久々にMosaic SelectのLiebman~Beirach音源からQuestを聞く。(2023.12.23)
- ネットを徘徊していて見つけたNiels Lan Dokyほかによる"Modern Standards"。(2023.12.19)
- Tony Williamsの「白鳥の歌」とでも言うべき"Young at Heart"。(2023.12.17)
コメント
« 更にBurt Bacharachを偲んで,今度はMcCoy Tynerを。 | トップページ | Wayne Shorterを偲んで,"Heavy Weather"を聞く。 »







































































閣下、まさに巨星墜つ。
最後まで、挑戦しつづけた芯からジャズ魂の人だとおもいます。
自分の音楽生活を、、随分随分、長い間楽しいものにしてくれた人でした。
そして、、2013、2014とライブに行けたのは最高の思い出です。
追悼のリンクを置いていきます、m(_ _)m
https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-7fd2ef.html
投稿: Suzuck | 2023年3月 4日 (土) 09時24分
Suzuckさん,おはようございます。リンクありがとうございます。
>閣下、まさに巨星墜つ。
そうですねぇ。巨星と呼ぶに相応しい人でした。
>最後まで、挑戦しつづけた芯からジャズ魂の人だとおもいます。
おっしゃる通りです。さまざまなスタイルで,何をやっても見事でした。
>自分の音楽生活を、、随分随分、長い間楽しいものにしてくれた人でした。
>そして、、2013、2014とライブに行けたのは最高の思い出です。
はい。私も同じような感覚です。記事にも書きましたが,私のジャズに対する感覚を磨いてくれた人だと思います。改めてご冥福を祈りたいと思います。
投稿: 中年音楽狂 | 2023年3月 4日 (土) 09時35分