2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
フォト

2021年のおすすめ作

無料ブログはココログ

« フィジカルでリリースされないのが惜し過ぎるLizz Wrightのライブ音源。 | トップページ | バブル期に向かう日本を象徴するようなOTBのライブ・アルバム。 »

2023年1月26日 (木)

Harper Brothersを迎えたTete Montlieuのライブ盤。

_20230124 "En el San Juan" Tete Montlieu(Nuevo Medios)

このアルバムを初めて聞いたのは,今はなき高田馬場のマイルストーンだったはずだ。マイルストーンは学生時代からよく通った店であったが,卒業後もたまに顔を出していたのだが,店のアンビエンスに合致したリラックス感が心地よく感じられて,その後すぐに購入したように思う。

Tete Montlieuが亡くなったのは97年だが,このライブが録音されたのが95年なので,晩年のアルバムということになるが,ここではHarper Brothersを迎えての演奏というのが珍しい。Harper Brothersの活動期間からはちょっとはずれた時期になっているが,このライブのために特別に再編したって感じだろうか。北川潔も参加しての演奏である。

Tete Montlieu以外のプレイヤーに注目されるところであるが,Harper Brothersはそれなりの演奏。もう一人Danny Harperなるフリューゲルホーンが参加しているが,この人はHarper Brothersの弟らしいのだが,トランペットのPhillip Harperに比べると技量はかなり落ちるって感じである。むしろここでの演奏で注目されたのがテナーのStephen Rileyだろう。この人,その後SteepleChaseにリーダー作を何枚も吹き込んでいる人だが,このライブの当時は20歳そこそこの若手だったはずにもかかわらず,なかなかの実力者だと思わせるのが拾い物であった。

最近,このアルバムはアナログ2枚組で再発されたようだが,演奏としては特に優れたものということでもない。しかし,上述の通り,リラックス感はあって,そこそこ楽しめるアルバムだと思う。星★★★☆。

因みにHarper BrothersのWinard Harper,Phillip Harperは現在は個別に活動しているようだが,あまり目立った活動とは言えないし,あまりアルバムのリリースもされていない。以前はVillage Vanguardでのライブ音源も残しているが,その後の失速感は否めない。私の感覚では,Stephen Rileyの活動ぶりが当然と思えるのと対照的だ。

Recorded Live at Colegio Mayor San Juan Evangelista on June 19, 1995

Personnel: Tete Montlieu(p), Phillip Harper(tp), Danny Harper(fl-h), Stephen Riley(ts), 北川潔(b), Winard Harper(ds)

« フィジカルでリリースされないのが惜し過ぎるLizz Wrightのライブ音源。 | トップページ | バブル期に向かう日本を象徴するようなOTBのライブ・アルバム。 »

ジャズ(2023年の記事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« フィジカルでリリースされないのが惜し過ぎるLizz Wrightのライブ音源。 | トップページ | バブル期に向かう日本を象徴するようなOTBのライブ・アルバム。 »

Amazon検索ツール

2023年のおすすめ作

2022年のおすすめ作