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2023年1月20日 (金)

Little Featボックスから今日は”Time Loves a Hero”:随分Little Featのイメージと違うサウンドと言うべきか。

_20230117 "Time Loves a Hero" Lettle Feat(Warner Brothers)

先日ゲットしたLittle FeatのWarner音源の集成ボックスをランダムに聞いている。本日は6作目のアルバム,"Time Loves a Hero"なのだが,これが随分Little Featに私が持つ印象と異なるサウンドでびっくりしてしまった。

端的に言ってしまえば,泥臭いイメージではなく,洗練された都会的サウンドと言うべきか。Doobie BrothersがMichael McDonaldの加入と,Tom Johnsonの病気によってバンド・サウンドが変化させた時を思い起こさせるような違いを感じる。だって,"Day at the Dog Races" なんて変拍子のインストだし,都会的ファンク・フレイヴァーもそこかしこに聞かれる。これはリーダー,Lowell Georgeがリード・ヴォーカルを3曲しか取っていないことから,アルバムへの関与度が低いことを反映したものと言えるかもしれないが,この違いをどう受けとめるかによって評価が変わるアルバムだ。

このサウンドの変化を裏付けるように,このアルバムにはDoobie BrothersからMichael McDonald,Patrick Simmons,Jeff "Skunk" Baxterがゲストで参加しているが,特にMikeとPatがヴォーカルで参加した"Red Streamliner"なんて,もろに"Takin’ It to the Streets"で聞かせたDoobie Brothersのサウンドを踏襲したものと言ってもよい。この曲を書いたのはBill Payneだが,Bill PayneはDoobiesのアルバムにも参加していたし,まぁ相互の触発ってのはあったのかもしれないが,それにしてもこれにはびっくりしてしまう。まぁ,プロデューサーが同じTed Templemanだったってこともあるだろう。

Doobie Brothersの場合はサウンドの洗練化後も,特にアルバム,"Minute by Minute"で大きな成功を収めたが,Little Featの場合,本作の次作は"Waiting for Columbus"であるから,従来路線に戻ったことからすれば,これはやはり一時的なものであったと考えた方がいいのかもしれない。だが,音楽だけで冷静に判断すれば,これはこれでありだと思わせるし,決して悪いアルバムとは思わない。単にそれまでのイメージと違うということが,Little Featファンからは反感があったかもしれないが,私のようにこれまで彼らの音楽に対して触れていない人間からすると,「へぇ~」って感じであった(笑)。彼らの本質とは違うかもしれないが,音楽としては相応に楽しめる。星★★★★。

Personnel: Paul Barrère(vo, g), Sam Clayton(perc, vo), Lowell George(vo, g), Kenny Gradney(b), Richie Hayward(ds, perc, vo), Bill Payne(vo, p, synth, marimba) with Greg Adams(tp), Jeff "Skunk" Baxter(dobro), Emilio Castillo(ts), Mic Gillette(tb, tp), Stephen "Soc" Kupka(bs), Michael McDonald(vo), Lenny Pickett(as, ts), Patrick Simmons(g, vo), Fred Tackett(mandocello, g)

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