年末に観た「ラブ・アクチュアリー」:気分よく新年を迎えるには最高の映画であった。
「ラブ・アクチュアリー("Love Actually")」(’03,英/仏/米,Universal)
監督:Richard Curtis
出演:Hugh Grant, Colin Firth, Liam Neeson, Martine McCutcheon, Laura Linney, Bill Nighy, Emma Thompson, Alan Rickman
この映画をAmazon Primeで観たのは大晦日だったのだが,主題の通りである。私は初めてこの映画を観たのだが,この映画から得られる幸福感は,気分よく新年を迎えるには最適,最高だったと思える。もの凄い数の英国の有名どころの役者が登場する群像劇でありながら,強く感じるのは幸福感の方だが,クリスマス前の時期を背景としながら,すべてがうまく行く訳ではない恋愛模様や結婚生活も描いていて,単なる幸福感だけでは終わらせないところがうまい。
これだけの役者が出てきて,いくつかのストーリーが並行的に語られ,最後にそれらが結びつくというところは敢えて必要なのかという批判もあるかもしれないが,私としてはネガティブな見解よりも,この映画に感じたナイスな感覚の方を大事にしたい。結局,こういう映画が単純に好きな私である。星★★★★☆。
そして,Rowan Atkinsonがこの映画にも出てきて大いに笑わせてくれたり,Jeanne Morreauがカメオ出演しているのも面白いが,何よりもギャグ的なサプライズとして秀逸だったのが,ラスト近くにClaudia Schifferが出てくるところ。詳しくは書かないが,それは途中のLiam Neesonnのセリフを受けての登場となることだが,こういうキャスティングが出来てしまうところもこの映画の楽しさであった。エロいシーンもあるものの,特にエロ過ぎずって感じだし,ホリデイ・シーズンに観るのに適した映画と言ってよい。
大晦日がこの映画をAmazon Primeの無料のストリーミングで見られる最終日だったのだが,丁度いいタイミングでこの映画を観られたのはラッキーだった。
« 新年を穏やかにバッハのリュート組曲で過ごす。 | トップページ | 今更ながらLittle Featの音楽に触れる。 »
「映画」カテゴリの記事
- 第1作は見ていないのだが,「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を観に行った。(2023.01.15)
- ちょっと遅くなったが,正月休みにストリーミングで見た映画:Peter Jackson版「キング・コング」。(2023.01.11)
- 年末に観た「ラブ・アクチュアリー」:気分よく新年を迎えるには最高の映画であった。(2023.01.03)
- Netflixで「グラス・オニオン」を観た。ミステリーなのに結構笑える。(2023.01.08)
« 新年を穏やかにバッハのリュート組曲で過ごす。 | トップページ | 今更ながらLittle Featの音楽に触れる。 »
コメント