佳境を迎えるFIFAワールドカップ:アルゼンチン対クロアチアのセミ・ファイナルを振り返る。

日本代表は敗退したとは言え,FIFAワールドカップは今こそ佳境である。本当の国の威信を掛けた戦いはクォーター・ファイナル以降に始まると言ってもよい。その場に日本代表がいればなおよかったが,それでも本当のサッカーの醍醐味を味わえる瞬間がやって来ている。
それでもってセミ・ファイナルのアルゼンチン対クロアチアである。日本を破ったクロアチアだけに応援したくなるのが人情。しかもブラジルを撃破してのセミ・ファイナル進出は立派としか言えないだけに,Abemaの解説を担った本田圭佑も完全クロアチアのサポーター化していたのがおかしかった。
しかし,試合自体は3-0というスコア以上に,クロアチアの完敗だったと言ってよいだろう。いかんせんオフェンスが決定的なチャンスを生み出せないのではどうしようもなかった。アルゼンチンのディフェンスが無茶苦茶固いという感じでもないにもかかわらず,得点(を感じさせる)シーンを生み出せなかったというのが正直なところであった。コンディションもあったかもしれないが,アグレッシブさに欠けたというのは誰が見ても明らかだろう。それでもクロアチアは3位決定戦できっと頑張るだろうと思う。その時はやっぱりクロアチアを応援してしまうだろうなぁ。
そして,この試合を見ていて感じたのがメッシのボール・キープ力。とにかくボールを取られないのが凄いと思わせるに十分。決勝はフランスが相手になるのではないかと思うが,今回はメッシに勝たせてやりたいと思ってしまうような今回のワールドカップである。
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