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2022年11月 2日 (水)

買った時の記憶が甦る:Gardinerが振ったスカルラッティの”Stabat Mater”。

_20221030-3 "Domenico Scarlatti: Stabat Mater" John Elliot Gardiner / Monteverdi Choir  (Erato)

私を知る人からは「似合わねぇ~」と言われるだろうが,ごく稀に宗教音楽を聞きたくなる時がある。今やそんなに枚数は保有していないが,ルネッサンス期の宗教音楽とかたまに聞きたくなるのだ。

このアルバムは私が大学の卒業旅行で欧州を訪れた時に,現地のレコード・ショップに「新譜」として出ていたものだと記憶する。その頃,私は既にJohn Elliot Gardinerの振るヘンデルの音楽に痺れていた頃であるが,そのGardinerのレコードということもあって買ったことを覚えている。当時はまだCDよりもアナログが主流の時代で,私は何枚もLPを現地で仕入れて,重い思いをしながら帰国したのが1985年3月のことである(遠い目...)。このアルバムもアナログで入手しながら,今持っているのはCD版で,久しぶりにこのアルバムを聴いてみて,この響きは今一度アナログで再生してみたいなぁなんて思ってしまった。

ジャケットにもある通り,このアルバムは声楽と通奏低音からのみ構成される宗教音楽なのだが,これが実に美しい響きを生み出していて,自分の宗教観に関係なく,思わず敬虔な気持ちになってしまう。表題曲のスカルラッティの「スターバト・マーテル」のほか全4曲が全て聖母マリアを称えるものであり,テーマとして一貫していることもあるが,これらの曲が作られた時代において,キリスト教に対する信仰を一層深めるには大いに寄与したであろうと思いたくなるような曲ばかりである。

私は正直言ってこういう音楽でも聞き流してしまうタイプだが,こういう美しい音楽が流れていると,仕事も捗る(笑)。作曲した側からすれば,極めて邪道な聞き方だろうが,それでもこの美しさを体感できることには幸福感を覚える私である。宗教音楽の素晴らしさを改めて実感した私であった。星★★★★★。

Recorded in February, 1984

Personnel: John Elliot Gardiner(cond), Monteveri Choir, Member of English Baroque Soloists

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