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2022年11月 3日 (木)

Ed Bickertのアルバムについてはあまり書いていなかったので,今日は”Out of the Past”。

_20221101 "Out of the Past" Ed Bickert Trio(Suckville)

私はPaul Desmondのバックを務めるEd Bickertに惹かれて,彼のアルバムも何枚か保有している。テレキャスターとは思えない暖かいトーンは実に魅力的で,かつスウィング感に溢れたEd Bickertはギタリストとしても結構好きな人である。このアルバムにも何枚か記事をアップしているが,登場回数が思ったより少ないので,改めてこのアルバムを聴いてのご登場である(笑)。

このアルバム,1976年にレコーディングされながら,リリースされたのは2006年。即ち30年もの間,お蔵入りしていたということになるが,決して出来が悪いということではない。蔵出し音源ってことで,アルバム・タイトルも"Out of the Past"ってのはそのまんまである(笑)。70年代というのは,クロスオーバー/フュージョンの登場により,コンベンショナルなジャズの退潮が囁かれていた頃である。このアルバムがお蔵入りしたのも「売れない」と判断されたからなのかもしれないが,70年代中盤といえば,Ed BickertがPaul Desmondとライブ・レコーディングした頃であるから,ちゃんと生き残るところでは生き残っていたのだと思える。

ここでは有名,あるいはそうでもないスタンダード,ジャズマン・オリジナルをいかにもEd Bickertらしい音で弾いている。Duke Ellingtonの"I'm Just a Lucky So And So"なんて実に心地よいスウィング感を生み出していて,嬉しくなってしまう。全編を通じて,スロー~ミディアム・テンポってのもこの人らしいってところである。安定のEd Bickert節が楽しめる。Don Thmpsonのベースも音色,フレージングともに素晴らしい。星★★★★☆。本作がリリースされたのはEd Bickertの引退後であったが,なんて惜しい!と思う人も多かったに違いない。

しかし,このジャケというか,タイトルのフォントの色使いとかなんとかならなかったものかねぇ(苦笑)。

Recorded on January 27 & 28, 1976

Personnel: Ed Bickert(g), Don Thompson(b), Terry Clarke(ds)

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