ストリーミングで聞いたDon Henleyの1989年のライブ音源。
"Live in the Fast Lane" Don Henley(Bootleg)
Apple Musicで面白そうな音源はないかと見ていて,この音源を知った。もともといろいろなかたちでブートレッグとしてリリースされていたものが,ストリーミングのプラットフォームで聞けるというもので,私が聞いた音源では冒頭のアナウンスメントも入っていることからもわかるように,もとは放送音源である。
私は長年のEaglesのファンだと思っているが,実はメンバーのソロ・アルバムにはあまり関心を示していなかった。しかし,私のDon Henleyのソロ・アルバムに対する関心が一気に高まったのは,1991年10月21日にMadison Square Gardenで開催された"Concert for Walden Woods"におけるDon Henleyのパフォーマンスを観てからである。そのイベントはBilly Joel,Stingも登場するという豪華なベネフィット・コンサートだったのだが,そこで聞いたDon Henleyの歌のクォリティが素晴らしく,すぐに当時の彼の最新作,"The End of the Innocence"を買いに走ったのであった。私は今やDon Henleyのソロ・アルバムも全て保有しているが,そのソロ・キャリアでは"The End of the Innocence"こそが最高傑作だと信じて疑わない。それほど本当にいい曲が揃っていた。
この音源は,その"The End of the Innocence"のリリース後のツアーの模様を捉えたものであるが,それまでのソロ・アルバムの曲にEaglesのレパートリーも交えての約80分のパフォーマンスが収められていて,大いに楽しめる。細かいパーソネルはわからないが,非常にタイトなバック・バンドを従えての演奏は,Madison Square Gardenでの演奏を思い起こさせるところがあって,私としては懐かしさもあり,ついつい夢中で聞いてしまった。
いまだにEaglesとしての活動と並行して,ソロ活動も行うDon Henleyではあるが,私はこの頃のDon Henleyは本当に魅力的だったと思ってしまう音源である。まぁ,所詮はブートに毛が生えたような音源であるから,評価の対象とはしないが,今から31年前のライブに思いをはせてしまった私であった。Eaglesのファン,Don Henleyのファンは聞いて損することはない(きっぱり)。尚,翌年の別のブート音源のパーソネルは下記のようなものなので,こちらの音源もメンツも大差はないはず。
Recorded Live at the Summit, Houston, Texas on September 15, 1989
参考Personnel: Don Henley(vo, g), John Corey(g), Frank Simes(g), Timothy Drury(p, key), Scott Plunkett(key), Jennifer Condos(b), Ian Wallace(ds), Sally Dworsky(vo), Marilyn Martin(vo), Dolette McDonald(vo)
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