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2022年11月16日 (水)

追加音源が強烈過ぎるHamiet BluiettのIndia Navigation盤。

_20221114"S.O.S." Hamiet Bluiett(India Navigation)

このブログにも何度も登場しているHamiet Bluiettである。どうしても私はこの人のバリトン・サックスに惹かれてしまうところがあるのだが,いろいろなCDを保有している中でも,最も強烈な音源が本作と言ってもよいかもしれない。

まずはHamiet Bluiettのワン・ホーン・クァルテットというのがいいのだが,このCDについては+5となっている追加音源が強烈なのだ。私が保有しているのは2枚組CDだが,そもそもこのアルバムは,CD1の2曲目に収められた40分弱の音源でアナログ発売されていた。しかし,CD化に際して,未発表だった5曲を追加しているのだが,それで収録時間は2時間越えになってしまったという大盤振る舞い盤なのだ。

オリジナルの1曲だけでも強烈なのだが,この追加音源が加わって,このCDの価値は更に増したとしか言いようがない。Hamiet Bluiettらしいブルーズに根差した演奏もあれば,フリー一歩手前(いや,ほとんどフリーか...)の演奏もあって,全編に渡って,Hamiet Bluiettの魅力全開と言ってもよい。確かに万人受けする演奏ではないとしても,ここに参加した4人の演奏というのは,メンツからも想像可能なものでありながら,実に刺激的なのだ。リズム隊はベースがAirのFred Hopkinsだし,パーカッションはArt Ensamble of ChicagoのDon Moyeだもんなぁ。そしてピアノはDon Pullenなんだから,そりゃあ大変だ(笑)。

ということで,本作については,この拡大版2枚組CDを入手するのが筋である(きっぱり)。と言いつつ結構市場には出回らないんだが。この拡大版の価値も含めて星★★★★★。

このジャケット,よくよく見てみると,タイトルは"We Have Come to... Save You frOm YourselveS"の"S.O.S."なのであった。へぇ~って感じだが,よく見ないとわからないよねぇ。特にCDでは。

Recorded Live at Axis in Soho in 1977

Personnel: Hamiet Bluiett(bs, cl, fl), Don Pullen(p), Fred Hopkins(b), Famoudou Don Moye(perc)

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