「アムステルダム」:David O. Russellの映画が与えるプチ幸福感
「アムステルダム("Amsterdam")」(’22,米/日,20th Century)
監督:David O.Russell
出演:Christian Bale, Margot Robbie, John David Washington, Chris Rock, Michael Shannon, Mike Myers, Remi Malek, Robert De Niro
これまで私はDavid O. Russellの映画を3本取り上げている。振り返ってみれば,「ザ・ファイター」,「世界に一つのプレイブック」,そして「アメリカン・ハッスル」であるが,どれもが見た後,よい印象を残すというのがこの人の特長だと思っている。そうした印象はこの映画も同様である。
どこまでが史実に基づくのかはわからないとしても,数多くの有名俳優を登場させながら,ストーリーとしてまとめ上げるのは結構大変だったと思うが,気持ちよく劇場を後にするというのはこの映画でも同様であった。
いきなりTaylor Swiftが出てくるのには驚いたが,その後も出るわ出るわの役者陣。久しぶりにMike Myersを見た気がするが,相変わらず笑える。話を締めたのはRobert De Niroにほかならないとしても,このキャスト陣をまとめるのも監督としては結構重荷だったのではないか。
この話は,完全なハッピー・エンドではなく,若干苦みも伴うエンディングとも言えるが,史実というのはそういうものだということを改めて思い知らされるものの,それでもプチ幸福感は十分に味わえるところがDavid O. Russellのいいところである。
本当にこんな話があったんかい?と思わせる部分もあって,エピソードが多岐に渡る(渡り過ぎる)ところが難点と言えば難点ではあるが,私はこういう映画,好きである。星★★★★。
因みに,この映画,IMDbによれば,米日合作となっているが,どこの資本が入っているんだろう?興味あるなぁ。
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