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2022年9月10日 (土)

Utopiaってのは実に面白いバンドだと思わせる”Oops! Wrong Planet” #ToddRundgren #Utopia

_20220907 ”Oops! Wrong Planet” Utopia(Warner Brothers→Friday Music)

私がUtopiaのボックス・セットを入手したのは随分前の2018年のことになるが,そこに収められたCDについては,これまで”Deface the Music”を取り上げただけである(記事はこちら)。まぁそうは言っても私にとっての彼らの最高作は"Ra"なのだが,それすら記事化していないのだから,私も適当だなぁと思う。その”Deface the Music”も,Beatlesへのオマージュ感たっぷりというもので,プログレ色の強かった"Ra"と全然違うやんけ!と言いたくなるものであった。しかし,今日取り上げるこの作品は,その"Ra"に続く作品なのだが,これまた全然作風が違うやんけ!という感じのアルバムである。ボックスがリリースされた際の本作の裏ジャケにKasim Sultonが書いている通り,これは完全に「パワー・ポップ」の世界である。

これほど作風が異なれば,リスナーは戸惑うってのが普通だろうが,Todd Rundgrenのやることゆえ,こういうのもありだよなぁってのが正直なところである。Kasim Sultonも書いているが,ここに収められた曲は基本3~4分の曲ばかりで,アルバムとして12曲も入っていること自体,全7曲の"Ra"とのギャップが大きい。それよりも何よりも,曲調が全然違うので,同じバンドかっ?って声も飛んできそうなものだ。しかし,ここではメンバーがリード・ヴォーカルを分け合い,曲作りにも各々のメンバーが関与するってことで,民主主義的なバンドとしての色合いを示すとこうなるのか~って気がしてくる。

そうは言っても,曲調はポップでも,職人みたいな人の集まりのこのバンドから生み出されるサウンドは,実に緻密な感じがする。これが現在のテクノロジーで捉えられていたら,更に彼らのやろうとしていた意図は掴みやすいのだろうとは思いつつ,1977年という時代を考えれば,当時の先端を行っていたんだろう。それがUtopiaというバンドの特性であり,プロデューサーとしてのTodd Rundgrenのなせる業って気がする。ってことで,やっぱり面白いわ,Utopia。星★★★★。

Personnel: Roger Powell(key, tp), Todd Rundgren(vo, g, sax), Kasim Sulton(vo, b), John "Willie" Wilcox(vo, ds)

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