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2022年9月27日 (火)

Enrico RavaとFred Herschの共演は期待通りと言ってよい。 #EnricoRava #FredHersch

_20220924-2 "The Song Is You" Enrico Rava / Fred Hersch (ECM)

本作のリリースがアナウンスされた時から,私としては大いに期待していたアルバムである。Fred HerschがEnrico Ravaとライブで共演しているという情報は,Fred HerschのFBページ等でもわかっていたが,その時はほぉ~,HerschにRavaかって思っていた私だが,このレコーディングを踏まえてという意味合いだったのだろう。いずれにしても,この二人に期待するのは究極のリリシズムってところであるが,その期待は決して裏切られることはない。冒頭のAntonio Carlos Jobimの"Retrato em Branco e Preto"から掴みはOKである。

二人が即興で演じた2曲目の"Improvisation"や,そのほかの曲でのRavaのソロにややアブストラクトな響きが強まる瞬間はあるが,基本的に歌心に溢れた素晴らしい演奏である。Fred Herschのファンとして言えば,Fred Herschらしいピアノの響きであり,実に嬉しくなる作品だ。最後をFred Herschのソロによる"'Round Midnight"で締めるのも,これまたファンには嬉しい演出である。

そして,Enrico Ravaがフリューゲル・ホーンで通したことも,Fred Herschのピアノとのいい混じり具合を生み出したと思える。こういうのを聞いていると,名人が二人揃えばこんなものよと思わなくもないが,ちゃんと期待に応えてくれるところが素晴らしい。そうした点も評価して,星★★★★★。こういう音楽は,本当にツボにはまる...。このコンビで是非来日して欲しいと思うし,続編も期待してしまうなぁ。

Recorded in November 2021

Personnel: Enrico Rava(fl-h), Fred Hersch(p)

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コメント

閣下、リンクをありがとうございます。m(_ _)m

私も1曲目から、心を鷲掴みされちゃいました。

>Ravaのソロにややアブストラクトな響きが強まる瞬間はあるが,基本的に歌心に溢れた素晴らしい演奏

私もそう思いました。
デュオの名手の二人だけあって、フリー魂を強く感じながらも、詩情豊かな演奏だと思います・

リンクを置いていきますね。
https://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-2a9c18.html

音楽狂さん、こんにちはmonakaです。
試聴でいいなとおもい、ショップで購入、記事をかきはじめていたら、貴殿がアップされたので、それでは同じ日にと思いました。
ちょっとあわてたので、タイトルをつけ忘れてしまいました。
でもアルバムの方は、あわてるとは正反対のものですね。

Suzuckさん,こんばんは。リンクありがとうございます。

>私も1曲目から、心を鷲掴みされちゃいました。

そうですよねぇ。完全に掴みはOKですもんね。

>デュオの名手の二人だけあって、フリー魂を強く感じながらも、詩情豊かな演奏だと思います。

RavaとHerschがこれほどの相性を示すとは実は思っていなかったので,ある意味嬉しい誤算でした。実に素晴らしいと思います。

monakaさん,こんばんは。

>試聴でいいなとおもい、ショップで購入、記事をかきはじめていたら、貴殿がアップされたので、それでは同じ日にと思いました。

それはそれは(笑)。奇遇と思っていました。

>ちょっとあわてたので、タイトルをつけ忘れてしまいました。
>でもアルバムの方は、あわてるとは正反対のものですね。

おっしゃる通り美的なるものとアブストラクトなるものが混在しながら,ゆったりと聴かせるアルバムだと思います。最高ですね。

おはようございます。

最近はECMも持ち込み音源の割合が増えているような気がしていますが、これはマンフレート・アイヒャーのプロデュースですね。スタンダードやジャズメン・オリジナルを中心にいくのは、少し柔らかくなったのか、それでも2人のインプロヴィゼーションとそれぞれの曲を入れるところはアイヒャーらしいのかなと思います。

演奏の方は文句なしです。まだ、もう少し聴き込みたいな、との思いもあります。

当方のブログアドレスは以下の通りです。

https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2022/10/post-0e0d34.html

910さん,こんにちは。リンクありがとうございます。

>最近はECMも持ち込み音源の割合が増えているような気がしていますが、これはマンフレート・アイヒャーのプロデュースですね。スタンダードやジャズメン・オリジナルを中心にいくのは、少し柔らかくなったのか、それでも2人のインプロヴィゼーションとそれぞれの曲を入れるところはアイヒャーらしいのかなと思います。

確かに甘美なだけではなく,アブストラクトな感覚を交えるところが,Eicherらしいって気がしますね。ECMもリリースが多くなってきて,私は全然追い切れていませんが,ストリーミングでカバーしていくしかないですね。

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