クリポタの凄さを改めて感じさせるKasper Villaume盤。
"Hands" Kasper Villaume (Stunt)
今やジャズ界を代表するテナー奏者の一人となったクリポタことChris Potterであるが,レコーディングに関してはかなりの数を残していて,その活動は神出鬼没と言ってもよいぐらいだ。なので,クリポタの全レコーディングを追い掛けるなんてのは結構大変なことであるが,それでも一発テナーを吹くと,場をかっさらうというのがクリポタだよねぇと思ってしまう。
私がクリポタの深みにはまっていくのは正直言って,このブログを始めて以降と言ってよいが,それはブログのお知り合いの皆さんの情報に感化されたところが大きい。このアルバムなんて,お知り合いの情報がなければ全然私のレーダーには引っ掛かってこないアルバムだったと思うが,久しぶりにこのアルバムを聴いても,クリポタ,キレッキレである。こういうアルバムとの出会いがミュージシャンとの関わりを深くするという好例。改めてお知り合いの皆さんに感謝である。
本作はベースで参加するChris Minh Dokyのプロデュースもよろしく,実にテンションと弛緩が絶妙にバランスしたアルバムとなっている。いずれにしても,私にとってはクリポタのテナーに興奮するためのアルバム。2曲目の"Captain Kirkland"を聴いて興奮しなければ,その人はもぐりだと言いたい(爆)。星★★★★☆。
アルバムには"Gone"も入っているが,そこでソプラノを吹くクリポタを聞いて,彼がGil Evans Orchestraに参加していたらどうなっていただろうと妄想してしまった(笑)。
Recorded on August 9. 2005
Personnel: Kasper Villaume(p), Chris Potter(ts, ss), Chris Minh Doky(b), Ali Jackson(ds)
本作へのリンクはこちら。
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