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2022年6月22日 (水)

久しぶりに聞いたJing Chiのライブ・アルバム。 #JingChi

_20220618-4 "Live!" Jing Chi(Tone Center)

このアルバムがレコーディングされたのが2002年の12月ということなので,もう20年近い時間が経過していることに驚いてしまった。歳を取るわけだ(爆)。いずれにしてもこれを聴くのも久しぶりのことである。

Jing Chiというバンド名称はなかなかユニークなものであるが,その意味するところはよくわからないが,Robben Ford,Jimmy Haslip,そしてVinnie Colaiutaというメンツからすれば,ハードなブルーズ・ロック的フュージョンの世界だろうと想像するし,まさにそういう音が出てくる。オークランドの"Yoshi's"でのライブの模様を収めたこのライブ盤では,こういう演奏をすれば聴衆も燃えるよねぇという感じの演奏となっていて,聞き終わるとお腹いっぱいって感じにもなってしまう。

歌えるRobben Fordがいるだけに,歌入りの曲も2曲入っていて,そのうちの1曲はBob Dylanの"Cold Irons Bound"というのには驚く。超有名曲というよりも,97年のアルバム,"Time Out of Mind"からの選曲というところに意外性を感じてしまう。それでもBob Dylanはこの曲でグラミーを獲っているから,私の認識が薄いだけで,曲としてはメジャーなのかもしれないが。むしろ,ちゃんとBob Dylanのアルバムを聴き直そうというモチベーションは高まったな(爆)。

まぁ,それでも基本的に繰り広げられるのは,この人たちらしいタイトさを持ちつつ,ロック・フィーリング,ブルーズ・フィーリングが横溢した演奏で,ジャズ・ファンよりはロック好きに受ける音楽だろうと思う。やっている音楽の性格上,強烈なスピード感というよりもブルージーな感覚が強く,決してメカニカルな音楽ではないところには,若干リスナーの好みは分かれそうな気がするが,私のような雑食系のリスナーには全く問題ないし,そういうバンドだと思って聞けばいいのである。星★★★★。

尚,ラストの"Blues MD"には,懐かしや元YellowjacketsのMarc Russoが客演しているが,これが本当のYellowjacketsつながりである。この曲,Jing Chiの3人とOtmaro Ruizの共作となっているから,即興のブルーズと考えていいだろうが,こういうブルーズなら彼らなら普通にやれちゃうよねぇ。一瞬"Jean Pierre"のフレーズが出てくるから,"Blues MD"ってことで。

Jing Chiはこのアルバムから十数年後,"Supremo"というアルバムを久々にリリースして,その後来日もしたはずだが,私は出張日程と重なって見に行けなかったは,今となっては残念なことである。その"Supremo"は聞いたことがないので,ストリーミングで探してみることにしよう。この人たちのことだから,そんなに大きく変わりはしないだろうが...(笑)。

Recorded Live at Yoshi’s on December 12, 13 & 14, 2002

Personnel: Robben Ford(g, vo), Jimmy Haslip(b), Vinnie Colaiuta(ds) with Otmaro Ruiz(key), Mark Russo(as)

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