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2022年6月10日 (金)

レーベルの関係性の訳がわからなくなる高齢者(苦笑)。

音楽業界の中でも合従連衡が進んで,かつての著名なレーベルが,今や別のレーベルとして発売されるってのはよくある話である。典型的なのはEMIが今やワーナー・レーベルになり,Philipsが今やDeccaとして扱われるから,歳を取った私のような人間にとっては訳がわからない。EMIなら東芝,ワーナーはパイオニア,Philipsはフォノグラムだったか,そしてDecca(ロンドン)はキングと日本の家電メーカーやレコード会社と強い結びつきを持っていたという印象が今でも消えない私のような人間にとって,例えばEMIに吹き込まれたKlaus Tennstedtのレコードが,"Complete Warner Recordings"とかのボックス・セットでリリースされても,「はぁ?」ってなってしまうのだ。

今の若い人たちにとっては,それが当たり前の世界なのかもしれないが,どうしても私のようなロートルには違和感しかない。そもそも各々のレーベルにはそれなりのジャケット・デザインの個性があったはずだが,それすら曖昧になってしまうのはどうなんだろうと思ってしまうのだ。そういう意味ではDGとECMは例外的な位置づけにあるのかもしれないが,ECMすらUniversal傘下みたいだから,もはや独立レーベルとかは成立しないと思わざるをえないが,レーベルとしての個性だけは失って欲しくないなぁ。

とにかく大手のレーベル関係は訳がわからないのである(爆)。因みにエラートとかアルヒーフとかもあまり名前を聞かなくなっちゃったしねぇ。なんだか寂しいのである。

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コメント

Toshiyaさん こんにちは
たしかに昭和30年代生まれだと日本のレコード発売元と海外レーベルが紐付いていますよね。(CBS SONY やワーナーパイオニアが出来た時代)。
英語版wiki Record Label
https://en.wikipedia.org/wiki/Record_label
はメジャーレーベルの動きがまとまっていました。ポリグラム,EMIはユニバーサルに売却されてしまったことを今頃知りました。
EMIのクラシック部門がWarnerなのは Virgin Classicのwiki https://en.wikipedia.org/wiki/Virgin_Classics
によるとクラシックは別会社ということでWarnerになったみたいですね。(ERATOのこともちょっと書いてありました)。

Wikiは頭から信じてはいけないとは言いますが・・取っ掛かりを探すには便利です。それとDeepLのお陰で日本語以外のネット情報も使い易くなりました。

Lstoさん,こんばんは。ご紹介ありがとうございます。

>たしかに昭和30年代生まれだと日本のレコード発売元と海外レーベルが紐付いていますよね。

はい。まさにそういうところです。

>英語版wiki Record Label

これ便利ですね。よく読ませてもらいます。

>Wikiは頭から信じてはいけないとは言いますが・・取っ掛かりを探すには便利です。

まぁWikiは比較的信頼できるとしても,それで全てと思わないようにしないといけませんね。おっしゃる通り取っ掛かりとすればいいと思います。

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