Bobby Timmons:モダン・ジャズの一つの典型と言いたい。
"This Here Is Bobby Timmons" Bobby Timmons(Riverside)
当ブログにおいて,Bobby Timmonsのリーダー作は”Born to Be Blue!"を取り上げただけ(記事はこちら)で,それ以外はArt Blakey & Jazz Messengersとのアルバムがほとんどである。JMでの活動が華やかだっただけに,リーダーとしての活動は若干地味に映るのは仕方がない。
しかし,このアルバムを聞いていると,主題の通り,モダン・ジャズの一つの典型と言いたくなるような演奏で,これが聞いていて実にいいと思ってしまう。このアルバムでは"This Here","Moanin'","Dat There"というそれこそBobby Timmons三大オリジナル(笑)が含まれているところに,その他のスタンダードとの組み合わせが絶妙で,これぞピアノ・トリオの王道の一つと言いたくなる。やっぱりこの人の演奏は渋いが,本当に魅力的に響くと改めて思った私である。
このアルバムをレコーディングした当時,Bobby Timmonsはまだ24歳というのが信じられないような,渋くも成熟したピアノを聞かせるところも凄い。こういうのはやっぱりグラスを傾けながら聴きたくなってしまい,そうすると,ついつい酒量が増えるという罪作りなアルバム(笑)。星★★★★☆。結局,私が保有しているBobbby TimmonsのアルバムはRiversideレーベルの3枚だけだが,こういうBobby Timmons,あるいはこういう音が好きなのねってことである。いいねぇ。
Recorded on January 13 & 14
Personnel: Bobby Timmons(p),Sam Jones(b),Jimmy Cobb(ds)
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