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2022年4月29日 (金)

Milesボックスから今日はカーネギー・ホールのライブ:2枚組になってるって今頃気づく私(爆)。 #MilesDavis

_20220426 "At Carnegie Hall" Miles Davis(Columbia)

Miles DavisのColumbiaレーベルにおけるコンプリート・ボックスを入手して,結構な時間が経過しているが,枚数が多いので,聞くアルバムと聞かないものはかなりわかれてしまう。正直言って本作なんかはこれまで一度も聞いていなかったかもしれない。だって,2枚組になっているのに今頃気づいているのだから,おそらく聞いていない。

中山康樹の「マイルスを聴け!」によれば,このボックスに入っているヴァージョンはコンプリート版として,ライブ当日のセットの通り収録されたもののようだ。何を今更へぇ~とか言ってんだかって気になってしまうが,まぁいいや(笑)。このコンプリート版の目玉は「アランフェス」のライブ演奏の収録ってことになるのだろうが,改めて全編を通して聞いてみると,なかなか面白いアルバムだ。

冒頭の"So What"からして,「あの」イントロがGil Evans率いるオーケストラによって奏でられ,おぉっ!となってしまう(笑)。このアルバムはオーケストラとの共演曲とクインテットの演奏が混在しているが,当時のGil Evansのアレンジを生で再現するのはやっぱり難しいのかなぁと感じるところもあるアルバムである。特に注目の「アランフェス」は,リリカルな演奏だが,まぁこれぐらいはいけるだろうって程度の演奏と言ってよいかもしれない。決して悪い出来だとは思わないが,この曲に限らず,Gil Evansのオーケストラのライブ・レコーディングは難しいと思えるのだ。後にエレクトリック化して,リフはLew Soloffに任せるような演奏なら問題なくても,ここでのオーケストラの編成はライブ音源としてきっちり捉えるのは容易ではなかったはずだ。

なので,そういうことを気にしないで聞けるクインテットの演奏の方が間違いなく楽しめるというのが惜しいと言えば惜しいところ。Milesのことであるから,駄盤ではないが,やっぱり今後もプレイバック頻度は上がらないだろうなぁ。でも聞きようによっては楽しめるので念のため。星★★★★。

Recorded Live at Carnegie Hall on May 19, 1961

Personnel: Miles Davis(tp), Hank Mobley(ts), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds) with Gil Evans Orchestra<Gil Evans(arr, cond), Ernie Royal(tp), Bernie Glow(tp), Johnny Coles(tp), Louis Mucci(tp), Jimmy Knepper(tb), Dick Hixon(tb), Frank Rehak(tb), Julius Watkins(fr-h), Paul Ingraham(fr-h), Bob Swisshelm(fr-h), Bill Braber(tuba), Romeo Panque(cl, fl), Jerome Richardson(cl, fl), Eddie Caine(cl, fl), Bob Tricarico(cl, fl), Danny Bank(cl, fl), Janet Putnam(harp), Elvin Jones(perc), Bob Rosengarden(perc)>

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