Joe SampleとLalah Hathawayの組合せならまぁ間違いない(笑)。
"Song Lives on" Joe Sample Featuring Lalah Hathaway(PRA)
Lalah Hathaway,今は亡きDonny Hathawayの娘である。父も素晴らしいシンガーだったが,ちゃんとDNAを引き継いでいる。それはRobert Glasperの"Black Radio"シリーズでもはっきりしていたし,このブログで取り上げた彼女のライブ・アルバムでも実証されている(記事はこちら)。そのLalah HathawayがJoe Sampleと組めば,大体どういう音になるかは予想がつくし,まぁ間違いないのだ(笑)。
このアルバムがリリースされたのは1999年のことだが,記憶は定かではないのだが,私は確か中古で買ったような気がする。いくら間違いない組合せだとは思っても,私の中での優先順位は必ずしも高かった訳ではない。だが,改めて聞いてみると,やっぱり間違いなかった。Joe Sampleの粒立ちのよいピアノに乗って,Lalah Hathawayが歌うってのはやはり惹かれるものがある。まぁ注目は"Street Life"ってことになってしまうだろうが,テンポを落とした"Street Life"は,オリジナルのRandy Crawford版とは結構感じが違っていて,それはそれでいいとして,決してそれだけのアルバムではない。
まぁ,"Fever"みたいな選曲はどうなのよ?って気もするが,私にはむしろ,Joe Sampleのアルバム,"Spellbound"に収められていた"All God's Children"に歌詞をつけた"Come Along with Me"みたいな曲が実に魅力的に響く。結局,Joe Sampleの書く曲が魅力的なのもあるが,そこに重なるのがLalah Hathawayなのだから,私のようなリスナーの琴線に触れるのだ。"When Your Life Was Low"とか”One Day I Will Fly Away"なんてはまり過ぎである。
大概のJoe Sampleのアルバムがそうであるように,本作も気持ちよく聞けるアルバム。星★★★★。ただねぇ,ボートラの”It’s Sin to Tell a Lie"は感じが違い過ぎて,蛇足気味だが。
Personnel: Joe Sample(p, el-p), Lalah Hathaway(vo), Kirk Whalum(ts), Michael Thompson(g), Jay Anderson(b), Walfredo Reyes Jr.(ds), Lenny Castro(perc)
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