Horace Silver:メロディ・メイカーとしての資質が明らかになるナイスなコンピレーション
"The Blue Note Years" Horace Silver(Blue Note)
私はHorace Silverのファンって訳ではないので,保有しているアルバムも数枚って感じである。だからこういうベスト盤みたいな趣のアルバムは,大してHorace Silverを聞いていない,あるいは聞いてこなかった私のようなリスナーには丁度いいとも言える。
そして,このアルバムを聞いていると,この曲も知っている,あの曲も知っているみたいな感じになって,ジャズ喫茶やメディアを通じて耳にしていたことが多いと思える。Horace Silverの書くオリジナルってのはメロディ・ラインが実に親しみやすいものと言ってよいが,この1953年から65年の期間のレコーディングからチョイスされた曲を聴いていて,改めてそうした思いを強くした。まぁこの親しみやすさをよしとするか否かは聞く側の趣味ってことになるだろうが,私はメロディ・メイカーとしての資質は大したものだったと今更ながら思う。決して首を垂れながら聞くような感じではないが,楽しくていいじゃんって感じと言えばよいだろう。下世話一歩手前って感じがしないでもないが,ファンキーな響きはやはり魅力的。
こういうのがあるから,改めてHorace Silverのアルバムを聞いてみようなんて気にもなるが,なぜかジャケが印象的な"The Stylings of Silver"からの選曲がないので,折角保有しているのだから,それから聴き直してみることにしよう(笑)。
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