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2022年2月 6日 (日)

またもブートレッグの話:今回はBob Berg入りのChick Corea。

_20220203 "Kiel 1993" Chick Corea(Bootleg)

今年に入って,そこそこ新譜も購入している私ではあるが,以前に比べれば,買う枚数はかなり減っていることはこのブログにも書いてきた。その一方で,これは気になるブートレッグってのもどんどん出てきて,ついつい手が出てしまうのだが,今回はChick Coreaのドイツでのライブ音源である。

ブートレッグを購入するのは一種のギャンブルみたいなところもあるが,ショップによっては試聴音源が準備されていて,音質をある程度はチェックできるありがたい時代になったがゆえの,昨今の購入増加って気がする。

このブートを購入したのは偏にBob Berg参加だからなのだが,メンツは正規盤,"Time Warp"と全く同じとなっている。"Time Warp"が一種のコンセプト・アルバムだったのに対し,このブートではChickのよく知られたオリジナルやスタンダードをやっているので,まずはグループとしての手慣らし的なライブだったのかもしれないし,あるいはこれまた同じメンツで吹き込まれているボックス・セット,"Music Forever & Beyond"のDisc 5の録音と因果関係があるのかもしれない。いずれにしても,録音時期が上述の2枚ははっきりしないので,どういう時間軸でこのライブが開催されたのかはよくわからない。

それはさておきである。私としてはどうしてもBob Bergが気になるのだが,この音源を聞いても,Bob BergとChick Coreaの相性は決して悪くなかったと思える。まぁ,Chick Coreaは"Three Quartets"でもMichael Breckerとの相性は想定以上によかったのだから,Bob Bergともよくて当然という気もするが,Chick Coreaとの共演が多いJoe Farrellとは異なる感覚で,よりハードボイルドな感じがする。Joe FarrellにはJoe Farrellのよさがあるが,このちょっと違う感覚もいいのだ。

2枚組約2時間というのはライブ音源としてはまぁ適切なものであるが,全8曲でこの時間であるから,1曲あたりの演奏時間はかなり長い。特にDisc 1なんて4曲で70分越えなので,ライブならではの演奏時間ってところだろう。但し,長けりゃいいってものでもないが,このメンツだけにちゃんとした演奏を聞けるのはありがたい。まぁ,Chick Coreaのピアノがまるでエレピ(あるいは一時期流行ったヤマハのエレクトリック・グランド)のようだって感じの音はご愛敬だが,別に気になるってほどではない。

Chick Coreaに関してはシドニーでの78年のライブに続くブート購入となったが,時の流れとともに,バンドのスタイルも変えながらも高いレベルの演奏をしていたことを改めて感じさせる音源であった。それにしても"I Loves You Porgy"でのBob Bergカッコよ過ぎである。

Recorded Live in Kiel, Germany on July 14, 1993

Personnel: Chick Corea(p),Bob Berg(ts, ss), John Patitucci(b), Gary Novak(ds)

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