2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト

2022年のおすすめ作

無料ブログはココログ

« 久しぶりに取り出したBrad Mehldau参加の珍盤。 | トップページ | Bobby Charlesの”Wish You Were Here Right Now”:もうリリースされて四半世紀以上とは...。 »

2021年12月14日 (火)

Steve Colemanとラップは合うねぇ。

_20211211-3 "The Way of Cipher" Steve Coleman and Metrics(BMG France)

Steve Colemanは今でも現役でやっているが,私が一番熱心に聞いていたのは90年代前半までだったと思う。Arista/Novusから出るアルバムに段々マンネリ感を覚えるようになって私としては急速に関心を失っていったというのが正直なところである。

ところが,本作を含むパリでのライブの3部作が95年にリリースされた時には,やればできるんじゃんなんて思っていた(その時のFive Elementsの演奏に関する記事はこちら)のだが,結局のところ,Steve Colemanの魅力はスタジオ録音では捉えきれない部分もあったのかなと思う。

それでもって,このアルバムはFive Elenmentsとラップの融合って感じのアルバムなのだが,これまた実にカッコいいのだ。M-Baseコンセプトに合致したヘヴィーなビートと,3人のラッパーによるラップが実にフィットしていると思えるのだ。別にラップに対して何の思い入れもない私のような人間でさえそう感じるのだから,このカッコよさはある程度普遍的なものと言ってもよいと思う。

結局,私がSteve Colemanに求めていたのはここに聞かれるようなトンガリ感と,M-Base的なビートだったのかなぁと改めてこのアルバムを聴いて思った私である。この音楽を楽しむためには相応のヴォリュームが必要であり,できれば現場を再現するような爆音で鳴らしたいところ。いいねぇ。星★★★★☆。同じラップを交えた音楽としてはBill EvansのPushのライブ盤も結構好きな私だが,随分趣が違うなぁと思った。明らかにSteve Colemanのサウンドの方がヘヴィーだが,Bill Evansの軽い感じも捨てがたい。Bill Evansのアルバムもまだ記事にしていないので,そのうち取り上げることにしよう。

Recorded Live at the Hot Brass Club on March 26 & 28, 1995

Personnel: Steve Coleman(as), Ralph Aless(tp), Andy Milne(p, key), Reggie Washington(b), Gene Lake(ds), Josh Jones(perc), Kaila(dance), Kokayi(rap), Sub-Zero(rap), Black Indian(rap)

« 久しぶりに取り出したBrad Mehldau参加の珍盤。 | トップページ | Bobby Charlesの”Wish You Were Here Right Now”:もうリリースされて四半世紀以上とは...。 »

ジャズ(2021年の記事)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

正直、この時期のアルバムを記事にされている方が身近にいるとは想像できませんでした。私の方は、ホームページにしか掲載されてないアルバムの残りの消化試合のような時期でもありますので。

でも、この変拍子ラップは病みつきになりますねえ。1週間で趣向の違う3種類のアルバムを録音してしまったのもすごいですが、この方向でもどんどん発展させていったらどうなったろうか、などと想像しています。2枚ぐらいはこの後にもMetricsはあったとは思いますが。

当方のブログアドレスは下記の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2022/12/post-8ea6e6.html

年末年始は行きがかり上、スティ―ヴ・コールマン三昧になってます。来年もよろしくお願いします。

910さん,おはようございます。リンクありがとうございます。

>正直、この時期のアルバムを記事にされている方が身近にいるとは想像できませんでした。

そうですねぇ。なかなかこのアルバムを紹介している方はそんなに多くはないですよね。でも結構好きなんです(笑)。

>でも、この変拍子ラップは病みつきになりますねえ。1週間で趣向の違う3種類のアルバムを録音してしまったのもすごいですが、この方向でもどんどん発展させていったらどうなったろうか、などと想像しています。

はい。フランスBGMはいい仕事をしたと思います。かなり刺激的な音楽ですよね。

>年末年始は行きがかり上、スティ―ヴ・コールマン三昧になってます。来年もよろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 久しぶりに取り出したBrad Mehldau参加の珍盤。 | トップページ | Bobby Charlesの”Wish You Were Here Right Now”:もうリリースされて四半世紀以上とは...。 »