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2021年12月17日 (金)

全然聞けていなかったChick Coreaの"Piano Improvisation Vol.2"。

Chick-corea-piano-improvisation2 "Piano Improvisation Vol.2" Chick Corea(ECM)

私はこのVol.1はアナログでも長年保有してきたが,Vol.2についてはECMがChick Coreaのピアノ・ソロを3枚組ボックスにしてリリースした時に初めて入手したのであった。そのボックスがリリースされて10年以上経過するはずだが,このVol.2についてはプレイバックした記憶がない。保有していることに満足してしまっている最たる事例だが,遅ればせながらこのアルバムを聞いて,なんでこれを放置していたのかと後悔してしまった。

Vol.1の出来のよさや,当時のChick Coreaの創造力を考えれば,いいに決まっているのだが,これが実によかった。Wayne Shorterの"Masqualero"の中間部のフリーな展開とかには驚いてしまうものの,いかにもChick Coreaらしい,基本的にはリリシズムに溢れるピアノ・ソロなのだが,そこに時折現れるフリー風味が当時のChick Coreaの音楽性ってところかもしれない。"Departure from Planet Earth"なんて,もはや完全フリーな世界だしなぁ。そこにまたミニマルな雰囲気も醸し出すところが実に面白いのだ。

いずれにしても,こういうのがアルバムとの「縁」なんだろうなぁと思ってしまうが,これまで聞くチャンスはいくらでもあったのに,それに気づかずに時間を過ごしてしまったことを今更ながら反省してしまった私である。取り敢えず買っておいて,後から聞けばいいやなんて思っているアルバムはこれに限った話ではないので,ちゃんとプレイバックの機会を見つけなければと思ってしまう。本作についてはVol.1と"Children’s Song"で聞いた気になっていたってところだと思うが,1971年当時の才気溢れるピアノ・ソロは今聞いても全然古びたところを感じさせないのは立派。

Chick Coreaは惜しくも今年の2月に亡くなったが,彼の残した音楽はまさにレガシーだったと思わされた一枚。放置したことへの反省も込めて星★★★★★としよう。改めてChick Coreaのご冥福を祈りたい。

Recorded in 1971

Personnel: Chick Corea(p)

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