今年最後の新譜は最高に楽しいソウル・アルバム。
"An Evening with Silk Sonic" Bruno Mars / Anderson Paak(Atlantic)
これが2021年最後の新譜になるが,これが実に素晴らしく,年末年始を楽しく過ごせることを確実にさせるようなソウル・アルバム。なんでそんな風に感じるかと言えば,私ぐらいの年代のリスナーが「ソウル」と聞いた時に想定するような音楽が次から次へと現れるからだ。時にスウィート,時にファンキーって,これぞソウルの王道って感じである。それがまたAtlanticレーベルから出るってのがこれまた郷愁を誘うって感じである。
私はBruno MarsもAnderson Paakもその音楽に触れるのは初めてだと思うが,わずか31分という収録時間ながら,リスナーのニーズを理解し,これだけでもリスナーの心を捉えて離さない音楽なのだ。打ち込みに頼らず,リアルな演奏で対応しているところも私なんかにはぴったりなのだ。実に楽しい。相当なフィーチャ具合のBootsy Collinsだけでなく,ThundercatやBabyfaceも登場し,賑々しくアルバムを盛り上げているのは,この二人の意思に共鳴したところがあるのだろうと思ってしまった。星★★★★★。
暗い世相をぶっ飛ばすとでも言いたいナイスなアルバムである。
Personnel: Bruno Mars(vo, g, sitar, perc), Anderson Paak(vo, ds), Bootsy Collins(vo), Thundercat(vo, b), James King(vo), Krystal Miles(vo), babyface(vo), D'Mile(p, org, key, g, b, perc, vo), Ella Finegold(g), Brody Brown(b), Charles Moniz(perc), Alex Resoagli(perc), Kameron Whalum(tb, vo), Mark Franklin(tp), Kirk Smoothers(as, bs), Lannie McMillan(ts) with strings
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