久々のブラックホークの99選から,今日はJerry Jeff Walker。
"Mr. Bojangles" Jerry Jeff Walker(Atco)
私のSSWに関する嗜好のかなりの部分は、「ブラックホークの99選」に依存している。私のSSW熱の高まりの端緒はCSN&Yの"4 Way Street”であるのは事実だが,「ブラックホークの99選」がその後の私の音楽の好みに大きな影響を与えたことは間違いない。よって,このブログでも何度か99選のアルバムを紹介してきたが、すべてが私の好みに合致している訳ではない。私は特にトラッド・ミュージックには関心が低い(そもそも相性がいいと思っていない)し,例えばPacheco & Alexanderなんて,そんなにいいか?と考えているクチである。しかし、かなりの確率でこの99選は私の趣味に合っているのだ。それでもって、今日はJerry Jeff Walkerである。
このアルバムと言えば,やはりタイトル・トラックというのは事実だろう。しかし,それならもっとヒットしたNitty Gritty Dirt Bandのヴァージョンを聞いていればいいのではないかという話もあるが,本家には本家としての魅力があるのだ。この曲の魅力は、この曲が多くのミュージシャンによってカヴァーされていることによって実証されている。
本作においては,冒頭の"Gypsy Sandman"には濃厚なカントリー・フレイヴァーが感じられるが,私にとっての強い魅力は、よりフォーク・タッチの曲にあると言える。一方で、"The Ballad of Hulk"のような7分30秒を超える曲における物語性なども面白く感じられるし。アルバムの最後に収められた"My Old Man"なんて実に痺れる曲だと思っている。
正直、これより好きな99選のアルバムはいくらでもあるが,全体的に考えれば、やっぱりいいアルバムだと思う。私の保有するCDには"Mr. Bojangles"と"Round and Round"のシングル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加されているが、伴奏陣の違いによる雰囲気の違いを楽しむのも一興。星★★★★☆。
尚,伴奏陣にRon CarterやBob Cranshawの名前があることは実に興味深い。
ecorded on June 7, July 29, 31,August 2,1968
Personnel: Jerry Jeff Walker(vo, g), David Bromberg(g), Gary Illingworth(p, org), Donny Brooks(harp), Danny Milhon(dobro), Jody Stetcher(fiddle, mandolin), Bobby Cranshaw(b), Jerry Jemmott (b), Ron Carter(b), Bill LaVorgna(ds) with Bobby Woods(org), Charlie Freeman(g), Sandy Rhodes(g), Tommy McClure(b), Sammy Creason(ds) and strings
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