2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

2019年おすすめ作

無料ブログはココログ

« 典型的なECM的響きと言ってよい"Dis"。 | トップページ | Ketil BjørnstadとDavid Darlingによる超美的なデュオ。たまりまへん。 »

2021年10月14日 (木)

実に懐かしいFlying Diskレーベル期のフュージョン音源を集めたナベサダのベスト盤。

_20211013 ”The Best" 渡辺貞夫(Flying Disk/JVC)

私がジャズを聞き始めたのが1977年頃であったが,所謂モダン・ジャズの超名盤と並行して,当時流行し始めていたフュージョン,当時の言葉で言えばクロスオーバーでジャズの世界に入っていったと言ってもよい。クロスオーバー音源で言えば,最初期に買ったアルバムがナベサダの"My Dear Life"であり,Al Di Meolaの"Elegant Gypsy"であり,そしてLee Ritenourの"Gentle Thoughts"あたりであった。そうした音楽はやはり何とも懐かしい響きを持つものだ。

そしてこのベスト盤は,当時のFlying Diskレーベルから出たナベサダのクロスオーバー系音源だけを集めたコンピレーション。私の年代のリスナーならばおそらくは相当数の人が聞いた音に違いない。収められているのはアルバム"California Shower","Morning Island","Autumn Blow","My Dear Life"からのセレクション,そして当時のベスト盤に新曲として収められた"Nice Shot"である。

どれもが懐かしい音源であるが,今,改めてこれらの音源を聞いてみると,ナベサダとDave Grusinというのはいいコンビだったなぁと思う。バックを支えるメンツも魅力的で,私がバックのミュージシャンの名前をチェックするなんてのは,この頃から始まっていたなぁと感じてしまう。それにしても,これらの音源から40年以上経過しても,ナベサダがいまだ現役というのは誠に凄いことである。

今にしてみれば,そんなに凄い音楽だとは思わないとしても,同時代を過ごした人間にとっての「ナツメロ」と言ってもよく,「ナツメロ」には「ナツメロ」のよさがあるのだと言いたくなってしまう。しかし,時間を経過してもそんなに古臭いって感じがしないのは大したもんだと思うが,それは同時代人の贔屓目かもなぁ...(笑)。いずれにしても,企画がはっきりしたいいコンピレーションだと思う。星★★★★。

Personnel: 渡辺貞夫(as, sn, fl), Dave Grusin(key, perc), Patrice Rushen(key), Don Grusin(key), Lee Ritenour(g), Jeff Mironov(g), Eric Gale(g), Bobby Bloom(g), Chuck Rainey(b), Francisco Centeno(b), Anthony Jackson(b), Marcus Miller(b), Harvey Mason(ds), Steve Gadd(ds), Buddy Williams(ds), Paulinho Da Costa(perc), Rubens Bassini(perc), Steve Forman(perc), Roger Squitero(perc), Ernie Watts(ts), Marvin Stamm(tp), Alan Rubin(tp), Oscar Brasher(tp), 福村博(tb),George Bohanon(tb), Tony Studd(tb), George Young(as), Michael Brecker(ts), Ronnie Cuber(bs) with strings

« 典型的なECM的響きと言ってよい"Dis"。 | トップページ | Ketil BjørnstadとDavid Darlingによる超美的なデュオ。たまりまへん。 »

ジャズ(2021年の記事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 典型的なECM的響きと言ってよい"Dis"。 | トップページ | Ketil BjørnstadとDavid Darlingによる超美的なデュオ。たまりまへん。 »

Amazon検索ツール