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2021年8月 4日 (水)

ようやくゲットしたOrnette Colemanの”Of Human Feelings”。

_20210802-3"Of Human Feelings" Ornette Coleman(Antilles)

このアルバムは前々から欲しいと思っていたのだが,なかなか中古CDにもお目にかからない。それをようやくゲットしたものであるが,これが実に強烈なファンク・アルバムであった。

本作はIslandレーベルがジャズ系音源をリリースすべく立ち上げたAntillesレーベルからのものだが,このレーベルで私にとって最も印象深いものはGil Evansの"Priestess"であることは今も昔も変わらない。一方,どうしても同じAntillesから出たこのアルバムが気になっていたのだが,とにかく中古が出てこない。ネットで売っているものもあったが,値段がアホみたいに高いということもあって,いつかなんとかなるだろうとDUのWant Listに登録して出品を待っていたところに,通知が来た!当然即発注である。

そして,聞いてみたら上述の通り,強烈なファンクを感じさせるものであった。歴代Prime Timeバンドの演奏でも屈指のファンク度と言ってもよいのではないかと思えるほどだが,正直言ってしまうと,今まで聞いたPrime Timeのアルバムではこれが一番好きだと言ってもいいと思えるものだった。調べてみれば,ストリーミングでも聞けるようになっている(知らなかったので本作は聞いていなかった)が,現物派の私としてはこれを入手できたのは実に嬉しい。

このアルバムを聞いていて面白いと思ったのがJamaladeen Tacumaの自由過ぎる(笑)ベース・ライン。単なるリズムの一部とは異なるアプローチが強く感じられた。おそらくはこれがハーモロディクスの神髄なんだろうなぁって今更ながら思ってしまった。ギターもカッティングでリズムを刻む部分もあるが,やっぱり自由度が高い。それでも目立っているのがJamaaladeen Tacumaなのだ。Ornette Colemaneのアルトがこのバックに乗った演奏によって,フリー・ジャズとファンクの融合ってのを体感できると言えばいいだろうか。そんなことは"Dancing in Your Head"の時からわかってることだと言われれば返す言葉もないが,このファンク度の高さはまさに快感としか言いようがない。

買ってよかった,買えてよかったと思えるアルバム。当然星★★★★★である。カッコよ過ぎ。最高だ。

Recorded on April 25, 1979

Personnel: Ornette Coleman(as), Denardo Coleman(ds), Charlie Ellerbee(g), Bern Nix(g), Jamaaladeen Tacuma(b), Calvin Weston(ds)

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ジャズ(2021年の記事)」カテゴリの記事

コメント

ひと月ほど前にQuietSunにコメントしたLstoです。
Of Human Feelingsはリアルタイムで入手し怪しいギターメロディーとハイテンションなベースに惹かれ、今も処分せずに手元に残っています。Gramavisionからのリーダーアルバムで話題になったTacumaに注目しての購入だったような記憶です。今から考えるとこの作品はFunkを視野に入れていたわけでMiles Davisの考えていたことと近かったのかな?・・と感じています。

英語版WikiのOf Human feelingsの記述が詳しいのに驚きました。他の作品はあっさりしているのに何故?・・という感じです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Of_Human_Feelings

当時(1983年頃)のTacumaといえばSTEINBERGERベースで有名でしたが TacumaのWikiによれば 録音時はRickenBackerのベースだったようです。どちらもJazzやFunkでは使われない周りを無視したイケイケな使い手が好むベースです。前作のDancing in your headやBody Metaでは サックス以外は自由だけど方向が定まっていないように感じますのでHuman feelingsの弦3人は光っています。
それにしてもAntilles Recordsの作品は再発されませんね。Joanne BrackeenのSpecial Identityは処分せずに手元に残しておいて良かったです。

バラバラなコメントになってしまいましたがwikiの記述は(無署名なので頭から信じてはいけないのでしょうが)知らないことばかりでした。

Lstoさん,おはようございます。

>ひと月ほど前にQuietSunにコメントしたLstoです。

改めてのコメントありがとうございます。

>怪しいギターメロディーとハイテンションなベース

まさにその通りですね。

>今から考えるとこの作品はFunkを視野に入れていたわけでMiles Davisの考えていたことと近かったのかな?・・と感じています。

見事なファンク・アルバムで,確かにMilesに通じる部分もありました。

>英語版WikiのOf Human feelingsの記述が詳しいのに驚きました。他の作品はあっさりしているのに何故?・・という感じです。

確かにそうですね。このアルバム好きがいるってことですね。

>前作のDancing in your headやBody Metaでは サックス以外は自由だけど方向が定まっていないように感じますのでHuman feelingsの弦3人は光っています。

私も進化を感じます。“Dancing in Your Head”を聞き直してみましたが,私はこっちの方が燃えました。

>それにしてもAntilles Recordsの作品は再発されませんね。

これもその通りですねぇ。もったいない気がします。

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