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2021年6月 4日 (金)

イタリア人バンドにTom Harrellが客演した穏やかなアルバム。

_20210524

"The Cube” Harrell / Moroni / Dulbecco / Fioravanti / Zirill / Bagnoli (abeat)

こんなCDも持っていたなぁってことで,久しぶりに取り出しアルバム。聞くのは実に久しぶりのはずだ。本作はDado Moroniが集めてきたイタリア人バンドにTom Harrellをゲストに迎えているが,全9曲中7曲で吹くTom Harrellに注目が集まるのは当然だろう。まぁ,Tom HarrellとDado Moroniは"Humanity"というナイスなデュオ・アルバムも残しているから,相性は問題ない。

そして,このアルバム,実に穏やか。Tom Harrellのラッパってのは爆発力というより歌心って感じだと思うが,そうしたTom Harrellの特質を反映しているとでも言うべきサウンドで,ついつい和んでしまう。ライナーによれば,Dado Moroniのミスでドラマーを2人セッションに呼んでしまったということらしいのだが,それこそツイン・ドラムスとは思えない穏やかさだと言ってもよいだろう。ジャズに対する好みは人それぞれだから,こうしたリリカルな響きをよしとしない人もいるだろう。だが,こういう精神衛生上好ましいようなサウンドも魅力的だと私は思う。そして随所に感じられるTom Harrellの素晴らしい歌心。たまりませんなぁ。

アルバムはメンバー全員のオリジナルを含むということで,昨今では当然のようになっているが,ドラマーも作曲能力にも長けているのはイタリアも同じだったのねぇと思わせる。そしてこういう音楽が小音量でプレイバックされるバーがとかあれば,私は即常連化してしまうと言いたくなるような趣味の良い佳品。但し,全部が全部最高って訳でもないので,星★★★★。ラストがなぁ...とだけ言っておこう。

Recorded on April 3, 4 & 5, 2007

Personnel: Tom Harrell(tp, fl-h), Dado Moroni(p,el-p, vo-tb), Andrea Dulbecco(vib), Riccardo Fioravanti(b), Enzo Zirilli(ds, perc, vo), Stefano Bagnoli(ds, perc), Bhai Baldeep Singh(vo)

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ジャズ(2021年の記事)」カテゴリの記事

コメント

イタリアでも、ひそかにジャズが盛り上がっているんでしょうか
High Fiveなんていうイタリアのバンド、ハードバップやってて、ああこんなの聴きたかったんだなあ。古くさいなんて、ディスられてたりするけど、いいじゃん。
ウィントン・マルサリスよりも歌心のある演奏みたいだし。知らんけど。
ファイト一発、爽快丸かじりといっても若人は何ですかそれって感じだけど。
昔のスタイルの方が気持ちいいなあ。

ところで
ザ・バンド レボン・ヘルムゆかりのミュージシャン達が、ザ・バンドの音楽を継承するために結成した ザ・ウェイト・バンドのCDを買いました。
伝統芸能保存会の無形文化財みたいな人達ですが、意外に(失礼)覇気のある立派な演奏です。2019年の日本公演聴きたかったなあ。

昔の音楽スタイルの方がいいなあ。

MRCPさん,こんばんは。

>イタリアでも、ひそかにジャズが盛り上がっているんでしょうか

はい。イタリアは侮れません。ひそかにどころではないですよ。

>High Fiveなんていうイタリアのバンド、ハードバップやってて、ああこんなの聴きたかったんだなあ。古くさいなんて、ディスられてたりするけど、いいじゃん。

High Fiveは日本でも結構人気がありましたが,最近はバンドとしては活動してないかもしれません。ちょっと飽きられるタイプの音楽だったかもしれません。好きですけど。

>ところで
>ザ・バンド レボン・ヘルムゆかりのミュージシャン達が、ザ・バンドの音楽を継承するために結成した ザ・ウェイト・バンドのCDを買いました。
>伝統芸能保存会の無形文化財みたいな人達ですが、意外に(失礼)覇気のある立派な演奏です。2019年の日本公演聴きたかったなあ。

そういうバンドありましたねぇ。再編The Bandに参加していたJim Weiderがやっているやつですね。音楽そのものがちゃんとしたものだからってのもありますが,ノスタルジーはくすぐられますね。私の場合はそっちまでは行かないで,The BandはThe Bandで聞いてしまうと思いますが。「ラスト・ワルツ」でも聞こうかなぁ(笑)。

40年近く前、大阪フェスティバルホールで、
4/5 Original Bandを聴きました。
もう二度とあの音が聴けなくなってしまった今、
似たような音が今世紀になって新譜として聴けるのはいいじゃないですか。
The Bandのカバーだけじゃなくて、あの手の音の新作が出てくれるのはうれしいものです。
先代に比べるとなっちゃいねえ、なんて落語みたいなことを言ってると、先細りに(笑)
昔の曲をみんなでよってたかってカバーしまくるのは、ボサノバやジャズじゃ当たり前。
クラシックなんか全てカバーだし(笑)
歌謡曲やグループサウンズなんか誰もカバーしないから次々と忘れ去られて(笑)
レット・イット・ビーとか、なごり雪とか、今の普通の女子大生がたいてい知ってるみたいなのが、
名曲なんでしょうね(笑)
ジャズはおそらく全滅。

MRCPさん、こんばんは。

>40年近く前、大阪フェスティバルホールで、
>4/5 Original Bandを聴きました。

それは羨ましいです。

>もう二度とあの音が聴けなくなってしまった今、似たような音が今世紀になって新譜として聴けるのはいいじゃないですか。

はい。そうした意義は否定しません。しかし、新しい音楽もそれなりに聞くためには、そこまで追いかける余裕がありません。それならオリジナルを聞くというのも仕方ないことです。なので私はストリーミングで対応ですね。それで面白いと思えれば購入っていうのが昨今の基本ですね。

なのでCD購入枚数は激減していますが、問題は感じていません。

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