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2021年6月14日 (月)

いつ何時聞いても痺れる"John Coltrane And Johnny Hartman"。

_20210611 "John Coltrane And Johnny Hartman" (Impulse!)

名盤の類というのは,家で聞く機会がなかなか増えないというのも事実なのだが,たまに聞くと実に痺れる出来ってのが名盤の名盤たる所以である。このアルバムは,新橋のテナーの聖地,Bar D2が営業されている頃はたまに聞く機会もあったのだが,お店が閉店されて以降,聞いたのは初めてかもしれない。だが久しぶりに聞いて,このアルバムの素晴らしさを改めて感じている私である。

まさに「ビター・スイート」という表現はこのアルバムのためにあるとさえ言いたくなるような渋く,そして味わい深いアルバムなのだ。John ColtraneとJohnny Hartmanを組み合わせるという企画の勝利とも言えるが,ここまで素晴らしい成果につながるとプロデューサーのBob Thieleが思っていたとすれば,まさに慧眼。凄いことである。

このアルバムには多言は無用。黙って聞いていれば,音楽の素晴らしさを感じることができる。私にとっては,このアルバムを聞く喜びを語り合えない人とは決して友人になれない。そんなアルバムである。星★★★★★。私が保有しているCDのボートラ,"Vilia"が蛇足にしか思えないというのが正直なところ。オリジナル盤が欲しくなる。そんなアルバムである。何を今更ではあるが,素晴らしい。素晴らし過ぎる。

Recorded on March 7, 1963

Personnel: John Coltrane(ts), Johnny Hartman(vo), McCoy Tyner(p), Jimmy Garrison(b), Elvin Jones(ds)

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